2021-01-01から1年間の記事一覧

二月堂

二月堂到着…やはりコロナ禍のために人は少ない。それが本来の雰囲気を出せているようだ。写真撮影は禁止なのだが、スマホの普及により現実の写真人口が増えて、よほどの事がないかぎり「禁止です」とは言わなくなった(右に僧侶や職員が座っている)。それで…

Leica Q

一昨日試したLeica Qについてアップしよう。ボディケースは合成皮革の安物だが、Leica Qは裸で持つとほとんど突起がなく、かつ仕上げも滑面(細かな凹凸はあるが飾り程度だ)であるため滑りやすいので、他のカメラの装着例と同様にボディ保護というよりホー…

四月堂

【東大寺四月堂(三昧堂)】 三月堂の前に地味なお堂があり、看板に「四月堂」と書いてあった…今まで何度も来ていたが「ああ、お堂があるな」程度で詳しくは見ていなかった。しかし歴史的に重要なお堂であり、中への参拝もできるのである。あまりに有名な二…

FUJIFILM XF16-80mmF4WR

友人の要請でテスト…FUJIFILM X-Pro2+FUJIFILM XF16-80mmF4WR。↑これスマホで撮影、コンデジ並みに写る(^_^;) 完全な曇り/ISO200/AWB/アスティアモード…それ以外はデフォルト。 そうとうの曇り空だったためコントラストは低いし、色味も地味だが、絞り開放…

三月堂

鐘楼からまた一段登ったところに茶店が二軒あり、ついに疲れて抹茶ソフトクリームを食べ休憩をした。やはり人はほとんど居ないし、店内に入ると客は誰も居なかった。20-30分の休憩。上のシェードは効果的で、雨や暑さを避けられるだけでなく秋になったら畳…

Voigtlander ULTRON/28mmF1.9

なぜか短命に終わったコシナVoigtlander ULTRON28mmF1.9をテストした。以前にM9でも簡単テストをしたのだが、アスフェリカルのこのレンズが特に欠点もないのにVoigtlander ULTRON28mmF2(球面・現在も売っている)に交代したのが不思議であった。たしかにフ…

東大寺鐘楼

【東大寺鐘楼】 大仏殿の裏側へ回る道の途中に誰も歩いていない階段があった。緑が美しいのと今まで登ったことのない坂なので、行ってみることにした。 坂の上には一軒の茶店があり、観光コースでないためか休業していた(シャッターが半開きなので中で何か…

Voigtlander CS28mmF3.5-2

さて、テストの2である…今日は晴れたので夕刻の撮影。いずれもISO200/F5.6/AWB/リサイズのみ。ボディはデフォルトでレンズポジションはelmarit28mmF2.8ASPHだ。 近景撮影:太陽高度により絵に差はあるだろうが、だいたいの雰囲気は伝わる…比較的新しいレン…

Voigtlander CS28mmF3.5

雨が止んだのでコレを簡単テスト Voigtlander CS28mmF3.5は私の持っているコシナの28mm/VMレンズでLeicaにもっとも適合している(ZMレンズは別)。 2本あり、1本はPO0フィルターを付けてLeica M Monochrome専用としている。写りも良いがコンパクトなのはと…

真夏の東大寺

【東大寺大仏殿】 このところカメラ・レンズのテストばかりだったが、初秋になって真夏の奈良に戻ろう。大仏殿前のシーン…高校生の修学旅行生に続いて、小学生の遠足組がやって来た。小人数なので修学旅行ではなさそうである。 うしろを振り返ると大仏殿がデ…

elmarit28mmF2.8/ASPH

また次の組み合わせ…Leica M10+elmarit28mmF2.8ASPHだ。何度も書くように以前のテストによる「相性」の問題からボディ・レンズの組み合わせが変わるのが面白い。ボディの操作感は流石にM10、これが一番だ。 ISO200/F5.6/AWB/70cm程度…やはり同じ絞りでもボ…

elmarit28mmF2.8 3rd

今度はelmarit28mmF2.8 3rd(Leica M9)との比較だ。ボディが同じでないと公平とは言えないと思われるだろうが、elmarit28mmF2.8 3rdはM9においては4thより良いと思われるので、何度か書くように、ここでは製品の検査・試験を課題としていなくて、私が実地で…

elmarit28mmF2.8/4thの逆光耐性

絞りは頻度の高いF5.6としてテストしてみた。 太陽は電柱の横、ゴーストは出ないが予想外の幅の広いフレアが出た…画質も大きく悪化している。elmarit 28mmF2.8/2ndや3rdでは見られなかった現象で(フレアよりゴーストが多く出た)少し当惑した結果である。 …

elmarit28mmF2.8/4th  1996

さて問題の比較テストだ/elmarit28mmF2.8/4thとHEXANON KM28mmF2.8。ここではHEXANON KM28mmF2.8の結果は出さない。と言うのも、おととい書いたようにHEXANON KM28mmF2.8の結果が悪すぎて、他のLeica M ボディでも比べないといけないことが分かったためであ…

summaron 28mmF5.6/1962

このところ天気が良くなくて、たまの天候回復時にLeica M Typ262を使ってLeica純正・非純正の28mmレンズ(もっとも使用頻度の高い焦点距離)をテストしている。今回はsummaron 28mmF5.6(通称:赤ズマロン=距離スケールが赤い表示となっているため)である…

柘榴の旅の終わり

極楽寺からの尾根をつたって民家の中を歩く。生活感の乏しい景色が続いていたが(実際に人口は少ない)洗濯物が干してあり、庭木の手入れもなされている家の前を通過した。 しかし、このような家も多い…ずいぶん以前に放棄されたのだろう。LPガスボンベがそ…

elmarit 28mmF2.8/2nd

elmarit 28mmF2.8/2nd 今日も雨模様だったが、少し回復した時に2本のelmarit 28mmF2.8/2ndを比較テストしてみた(使うつもり)。elmarit 28mmF2.8/2ndは1972-1979の生産で、筆者は初期の1972年モデルと末期の1978年モデルを持っている/外見は同じ…

極楽寺梵鐘

極楽寺「梵鐘」 本堂とは別のお堂に山田の神宮寺(廃寺)から移された仏像が安置されている。 梵鐘、眼下に集落の家並みとムラを取り囲む竹林が望める。文化財の本来の梵鐘は本堂内に保管されている。 境内をあとに、尾根づたいにムラ中を歩く。昔からのムラ…

elmar 90mmF4のOH

今日は天候がやや回復したので、先日来友人に(プロではないがプロ並)OHで預けていた、elmar 90mmF4(1958年製/1998年購入)をテストしてみた。見た目にはレンズの曇りだが、全バラして絞り羽根の清掃したのち曇りを取り、再度組み立てることにより、経年変…

警報の日

我が町にも大雨洪水警報が出て、一部の地区には避難勧告まで出た。そこで雨が上がったのを見て、記録のために出動(本来はこのような時には川に近づいてはいけない)、まずは乾谷川の上流部の水神様へ…あまり水量は多くない。お盆故に花が供されていた。 そ…

参り墓

紫雲山極楽寺への急階段を登って、山の頂上を平たく削ったような境内に到着、檀家寺らしく観光的な色彩はほとんどない(賽銭箱すらない)。しかし住職や檀家の力で非常に良く整頓されている。少し日影で休んで、本堂と鐘突堂の間を抜けて「参り墓」へ行く。 …

極楽寺

ムラの中、もはや車は入れない里道へ分け入る。バタバタ走る郵便カブの横に見える軽トラはほんの少し広げられた道の反対側からやってきて、道の右にある家の敷地にぎりぎりに入っているのである....したがって車は出て行く時は転回不能のために、少し向こう…

Nikon Z50

*少し深刻な問題 巷で囁かれているNikon Z50(時にZ5も)のセンサーの汚れについて確証を得たので、本編ではなくここで紹介する。下の画像(16mm/F14)で見ても分かるとおり画面右上に二個の薄い斑点がある。ブロアで吹いても動かなくてオイル飛び(D600で…

夏草の生い茂る

RICOH GXR MOUNT A12 それにしてもよく写る。 そろそろ先祖の霊が戻ってくる雰囲気だったので、早々に埋め墓を後にする…朽ちかけた墓標(10年ほどで朽ち始める)と供花と木漏れ日、不思議な光景であった。 外に出ると夏草の生い茂る、雑木林の里山が夏らし…

お盆の準備

友人が遠方から来たりて、暑い中なので近隣のムラ(柘榴)に出かけた。 集落の東のはずれ。お盆前の埋め墓、お盆の前なのでキレイに清掃されている。木々の影が濃い。RICOH GXRのセンサーではダイナミックレンジが狭いので白飛び黒潰れが出やすい=私にも失敗…

奈良公園へ

東大寺も裏側から入ると人は少ない。向こうに見えているのが大仏殿の屋根。 Zeiss Hologon 16mmF8 T*の実力は充分だ。 あまりに暑く、木陰の切り株に腰掛けて休憩する=なぜかベンチは日なたにしかない。画面奥から歩いてきたが、24mm画角でも人は彼方まで見え…

奈良へ戻る

奈良の町屋のはずれ(つまり寺域の始まり)に吉城川が流れていて古い石橋がかかっている。ここから聖域にはいっていく結界でもある。吉城川は地図で見るとどちらへ行っても暗渠となっていて、どこへ流れているのか分からない(水源は春日大社の裏の山である…

牧場にて

大師堂と鐘突堂、春に来たときは鐘突堂の柱は今にも倒れそうだったが、少し起こしたらしく立ち上がっている…しかしいつ崩れてもおかしくない状態だ。 本堂の裏側、以前は裏の林道に車が入れたらしい(表側はまったく不能)が、崖崩れか何かで現在は通れない…

金胎寺境内

まずは前にも紹介した古い観光案内板(製茶関係の寄贈のようだ)、現在とは少し違った建物の配置(今の寺務所や観音堂は新しい)なのと、縮尺は正しくない。茶壺がふたつ和束茶と朝宮茶、そして信楽狸(これがあると言うことは戦後の建立だ)。今と違ってい…

夏の金胎寺へ

今日は真夏の金胎寺へ行った…山のてっぺんにあるため地上より2-3℃は気温が低く、風も吹き抜けて過ごしやすかった。ここは途中の休憩場所、山道のほとんどは森に囲まれて眺望はないが、ここからだけは遠くまで見渡せ、かつ山の斜面には見渡す限りの茶畑が…