柘榴の旅の終わり

 

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極楽寺からの尾根をつたって民家の中を歩く。生活感の乏しい景色が続いていたが(実際に人口は少ない)洗濯物が干してあり、庭木の手入れもなされている家の前を通過した。

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しかし、このような家も多い…ずいぶん以前に放棄されたのだろう。LPガスボンベがそのままなのは気になるところである。屋敷の大部分が森に飲み込まれていく。

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通行のじゃまにならない程度には残った村人が刈っている。知らぬ間にかなりの高台にやって来て、小さな峠から東を向くと山城山地が遠くに見えている。この坂を下りきったところが地区の集会所で、停めた車に乗り込んで暑い1時間徒歩の終わりである。