2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

脇町を終えて

堀の1カ所に大きな広場があり、ここに20年前は木造船が浮いていた(元は堀が広くなる船の回り場/荷の揚場)…すっかり整備されて河川敷公園のようになっている。隣は道の駅で、向こうの高堤防の先は吉野川本流である。 美馬市地域交流センター...図書館・…

信貴山温泉

門前町のはずれに旅館街がある。もはや数軒を除いてほとんどが廃業・休業となっているが、往事の繁栄がうかがわれる(これらとは別に宿坊もある)。 さらに歩くと、旅館街のはずれに信貴山温泉の泉源地があった。信仰とは別に大阪や奈良に近く、それでいて深…

脇町のはずれ

500mばかりの保全された古い街路を抜けると町はずれ…ここから旧川湊へ下りていく。向こうからガイド付きの団体客が登ってきた(ここで初めて見た団体である)。後ろに見えているのはマンションらしいが「少し景観に配慮して」奇妙なデザインになっている。 …

開運橋

大門池- ダム便覧 朝護孫子寺に入る前に、大門ダム湖に架かる開運橋を渡って古くからの参拝者や観光客相手の旅館・商店街へ行ってみる。橋は歩行者専用橋だが、昭和6年竣工の日本初のカンチレバー構造(片持式)で、国の有形文化財に登録されている。いかに…

また堺大浜

灯台の横は港への水路と化していてたいへん狭くなっている…対岸の工場も史跡への配慮がなされて、しかし奇妙な堺の交易図が描かれている。釣り人もいるが釣果は期待薄のようだ。 灯台から港まで長い遊歩道(兼階段式の防波堤)が続いていて、季節が良ければ…

朝護孫子寺

信貴山 朝護孫子寺 今日は大阪と奈良の國境にある朝護孫子寺へ...今年いちばんの寒さで雪もちらついていた。しかし冬は空気の透明感が高く、低温で身も心も引き締まっていくため好きである。本堂前から奈良盆地が見渡せる立地で、谷から尾根へと複雑な地形の…

旧堺灯台

ややこしい迷路のような道を進むと、広くはないが手入れがなされた海浜公園が現れる。今は殺風景だが春になると一斉に草木が芽を吹いて散歩にはいいかも知れない。ここから海沿いに奥へ歩くと今回の目玉である灯台に達する。 旧堺燈台...国指定の史跡で日本…

また堺大浜

さて、また堺大浜へ戻る。堺市立体育館前の広場の真ん中に蘇鉄山で見た本物のラヂオ塔のレプリカが建てられている。このあたりが元の浜の最先端部で砂丘のような微高地になっていたようだ。向こうは埋め立て地が遠くまで続いていて、その上に阪神高速湾岸線…

脇町-3

これは本物の井戸端が保全されている…中を覗くと水は涸れておらず、それなりに整備すれば今も使えそうである。ここは共同の井戸だったらしく井戸端は広く道もここでふくらんでいる。 こちらは元の税務署の跡を修復し、地場工芸品の工房として利用されている…

脇町-2

この通りに残っている中ではもっとも古い家(1707年建築)…もちろん改造されていて煙草屋となっていた。うだつも立派に上がっている。 美馬市 観光情報|うだつの町並み ふと路地を覗くと板壁が舟板の古いものを使っていた…これは全国的に、江戸時代に川の水…

徳島へ

きのう今日で徳島県北部を旅した。1日目は雨で、脇町付近を探索…20年ぐらい前に来たときより「ちょっと厚化粧…」しかし快適に過ごせた。オデオン座はまだあり、興業もしているようだ。 「うだつの町並み」も随分整備され(映画のセットのようで以前の古く…

ひょうたん池

公園の回りには堀があり、一部が閉ざされて池になっている。ひょっとしたら砲台跡の一部かも知れない。名前はひょうたん池となっているが、ひょうたん型より少し複雑な形である…やはり予算の都合か手入れが行き届いていないが、野鳥(カモやサギなど)が多く…

ラヂオ塔

蘇鉄山の東麓…去年9月の台風で倒れた配電設備、4ヶ月たっても復旧はされない。予算が港の堤防に回っているのだろうが、通電していためかなり危険な気がするのだが…晴れてきた。 昨年来たときも紹介した東北山麓にあるラヂオ塔、元は天王寺公園にあったもの…

蘇鉄山

蘇鉄山|堺観光ガイド 大浜公園の真ん中にそびえ立つ標高6.7mの蘇鉄山の頂上(登山開始2分で登頂)、この山の付近に史跡が配置されている。 上記サイトにもあるとおり一等三角点を持つ日本一低い山である。蘇鉄山は周りにハッキリとした囲いがなく、道も判…

大浜公園 2

次は明治36年に大阪で行われた内国勧業博覧会の第2会場となった堺の海浜地域に明治天皇が来場したときの記念碑がある。ただし碑そのものは堺市によって軍国まっ盛りの昭和15年に建てられたものである。 そして公園の外周部は元の砲台跡があり、今は冬で…

大浜公園へ

大浜公園(おおはまこうえん) 堺市 港の端から1本新開地の道路を渡ると大浜公園だ。あまり整備されているとは言えないが、昔の大浜を少しだけ彷彿とさせる場所である。門をくぐるとスズカケの木が何本も植えてあり、「まっくろクロスケ」のような実がたく…

呂宋助左衛門像

まず港へ下りると呂宋助左衛門像が出迎える(元は別の場所にあった)。そして対岸には龍女神像、その向こうには高速道路と大工業地帯、ちょうど1年前に来たときと同じ風景に見える。が、たった1年で大きく変わったことがすぐに分かった…対岸の白い護岸提で…

堺大浜へ

今日は1年ぶりに堺市大浜付近を訪ねた。南海堺駅を出てすぐの環壕に架かる橋でまずいつものように銅像の撮影…今日は待ち人が居て一緒に撮影した。 そして橋を渡ってすぐの天誅組上陸地の碑の前に立つ…駅前の近代化とはそぐわない風景となる。しかし碑、そし…

東照宮第一売店

東照宮第一売店…パンダ焼きの桜木亭の閉鎖にともなって大盛況である(来るたびに客は増えていると感じる)。なにしろ動物園出口の近くにはここしか店がないのである。 上野公園名物の大道芸…もちろん許可制で、知り合いの大道芸人に聞くと、かなりの競争率で…

汎用スリットフード

面白いレンズアクセサリーを見つけたので購入した。ワイドレンズ用のスリットフードである。Leicaやコシナ・コニカ製品などの純正フード(合理的で品質良好)は全部持っている。しかし20年前の限定レンズのRICOH GR28mmF2.8Lやminolta G-ROKKOR28mmF3.5L(…

上野:弁天堂

次の旅のシリーズに入る前に(少し忙しい)今週は、今年の冬に行った場所をダイジェストしていこう。ここは上野公園の弁天堂周辺である。大黒堂…とっくに日は沈んでいるが、Nikon Z6(+NIKKOR Z 24-70mmF4)はどんどん感度を上げても破綻(画像やAF)しない…

鳥羽:神島

今日、講義で使った神島への旅の写真から3カット…船着き場の前には「三島文学 潮騒の地」と堂々とした碑が建っている。単に観光用というだけではなく、島の人達の誇りを感じる。三島由紀夫がここを舞台に小説を書いたのは偶然ではなく、この島を愛したから…

山を下りて

海住山寺から(左の大きな山の山頂近く)下って、恭仁京跡へ到着。ここは山城国分寺の跡でもあり、五重塔の礎石が保存されている。今はひなびた土地柄だが、遠く古い時代は重要な歴史の交差点であった。中世の戦乱時代も明治の廃仏毀釈も山里にはあまりとど…

海住山寺-5

境内を細かく見ると奇妙なものが多くある。恵比寿さんの奉納像、鐘撞堂の屋根の鬼瓦の前に獅子の像(他の角には鬼や玄武像があった)…これは何を意味しているのか? 今までワイドの単焦点レンズを多用してきたが、120mmレンズ(NIKKOR 24-120mmF3.5-5.6D)を…

海住山寺-4

境内奥の展望所から木津川氾濫原を眺める。右に木津の大曲りが見え、ここで船から荷駄に積み替えて、向こうの森林におおわれた丘を越えて奈良へ荷を運んだ。上流からだけではなく下流の宇治川や桂川からも三河川合流を経て船は遡った。旧街道はここの麓を通…

今日の正月風景

今日は遅まきながら写真セレクトを4時間ばかりできた。空もヒツジ雲、近所の神社の境内もまだ正月気分だ。 いずれもLeica M9+summicron 35mmF2/角なし6枚玉…センサー交換後、色味が気に入らずたった100枚しか撮っていなかった。最新カメラもいいが、旧式カ…

蟹満寺二景

狭い境内から外を見た…このあたりは富農が多く、田畑や屋敷も整頓されている。そしてその奥は深くまで花崗岩の山が続いている。 本堂の裏に奥の院のような建物があり、ここに古い時代の無縁墓のストゥーパがある。小さな寺だが、ここが古刹で破壊の跡もない…

蟹満寺

初詣の2 近在の『蟹満寺』を久しぶりに訪ねた。古い水害説話と仏教が習合した寺で、数年前に本堂を新築しこの懸額も少し奥へ引っ込んだが健在である。明治初年にずっと下流の淀川の氾濫の原因をこの地の風化した花崗岩の流失とみたオランダの技師デ・レーケ…

新年

1999年にHPを始めて、あっという間に20年…しかし今年も続行します。写真は2018.10の尾崎八幡神社の秋祭り。 例によってムラの氏神である八大龍王社に初詣…車道はなく農協の駐車場に停めて、田圃や畑のあぜ道を歩いて社に参る。この20年での変化は鳥居がコ…