2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

元興寺

そして元興寺へ…やはり観光客は極端に少ない。この寺は文化財の復元・研究の部門を持っていて、全国の遺物や遺跡の復元・保全を行っている。 元の大伽藍はすでに消滅して久しいが、宝物殿には寺宝の仏像や文書・木簡などが展示されている。本堂内部にも仏像…

なら町散策

昼食後、なら町の外れを元興寺に向いて散策...「おたずね処」と書いてあるが観光案内所ではない。れっきとした和菓子屋さんなのだが、ちょっとユーモア…もちろん何か尋ねれば親切に応えてくれる、そこが奈良の良さだ。観光客相手の商売とは云ってもどこかノ…

ふたたび寺田屋

龍馬の泊まっていた部屋がそのまま残されている…柱には刀痕や弾痕が見られる。床の間には龍馬の有名な肖像写真が架かっていた。 一階には雑多な(しかし貴重)展示品と土産物が混在して置かれている(とにかく狭い)…と学者風の絵に描いたような紳士が登場し…

行きつけのお好み焼き屋

猿沢池の全景を茶店脇から撮影…遊歩道は良しとしても、池畔に大きなおそらく商業ビルの建設が進んでいる。景観が台無しになっている。 こちらは約10年前の景色…方角は違うが変わらないように見えて随分と変わったと感じる。これはLeica M9で撮影、気象条件…

猿沢池

五重塔を左に曲がって猿沢池に下る。やはり人出は少ない。池周辺の整備が進む中、真ん中に100年以上前から営業している茶店が見えている。営業権があるため簡単には移転させられない…私は猿沢池の風物としてあった方が良いと思うのだが…この一角を除いて池の…

五重塔

南円堂を後に五重塔へ歩む(現在、興福寺境内は長期にわたり大きな修復中)やはり観光客は少ない。普段の1/3以下だろう。 鹿も角切りをされて寂しそう。角がないと雄どうしの繁殖期のケンカもできないのである。見ての通り塔の周りに観光客は居なくなってし…

奈良へ

今日は春風に誘われて友人達と奈良へ行った(関東では春一番が吹いたそうな...)。まずは興福寺南円堂、西国三十三所の九番札所である。やはりコロナウィルス禍のせいか全体に観光客は少ない。しかし札所には行列ができていて(このところ朱印ブームだ)、こ…

大阪の風景 1

寺社仏閣の旅も飽きたので都市の風景を掲出したい。上は冬の大阪城...数年前リニューアルされて訪問客も増えているようだ。今は梅林で賑わっていることだろう。下は海遊館のある天保山の大観覧車だ…今はどうか知らないが10数年前に乗ったときは日本一の径…

CASIO ZR20

2013年の今日、大阪天満宮へ梅見に行った…当時盛んになったエフェクトが面白くて(どこかに「写真は芸術」の気持ちが残っていたのかも知れない)CASIO ZR20のART-HDRでこんな撮影もしていたのである。作った絵と分かっていても、妙にリアル感が出てくるのも…

伏見:寺田屋

龍馬通りを歩く…酒造会社と地元の商店街、三十石舟の運航など観光資源が協調しあって、かなりうまくいっていると感じた。近くに伏見稲荷や伏見桃山城があるのも関係あるのだろう。 寺田屋騒動の宿がまだ残っていて、内部は資料館(予約で泊まることも可能な…

三重塔

等高線に沿って歩くと、国の重文・三重の塔が見えてくる。元は奈良の寺にあったもので、江戸時代にここに移築されたらしい。相輪が非常に美しい。春になればさぞ新緑に映えることと思われる。 護摩堂や潅頂堂、各別院、宝物館などを経て最奥の観音堂を目指す…

摩尼車

金堂から少し地道を歩くと名前のない堂が現れる。摩尼堂である。 中には巨大な摩尼車があり、鎌倉・長谷寺や滋賀・瓦屋寺でも見たが、ここのものは特に装飾などが凝っている。回転式で一周回すと一回お経を唱えたことになる(窓のような部分には経典が詰まっ…

三井晩鐘

金堂前の広場の端に「三井晩鐘」の建屋があり、鐘が下がっている(撞くのは有料)、近江八景のひとつにあげられている鐘である。確かに京都東山を背に「明日は京都」の夕刻の鐘の音は、東海道を歩いてきた旅人には万感の思いがあっただろう。 近江八景:三井…

三井寺金堂

金堂内に入る…ここから先は撮影禁止である。護摩壇の奥に三井寺の圧巻の寺宝(主として仏像群)が並んでいる。図録もあるのだろうが、ぜひ実物をここで見て欲しい。度重なる戦乱をくぐり抜けて現代まで残った=戦乱の度にその時代の僧侶が背に担いで遠方へ避…

べんけい鐘

境内は山の斜面に広く高くひろがっており、歩きながら史跡を見てまわることができる。全部をつぶさに見るには1日では無理だろう…里山を散歩をするような気分でちょうどよい。少し高めの拝観料だがそれだけの価値はある。3月には秘仏の公開もある…私も3度…

三井寺の続き

釈迦堂の防火用のバケツ…確かに水は入っていたが、これで火事から守れるかは不安である。建築材は枯れ切っているし...もちろん近くに消火栓もあるにはあるが人が居ない。先般の首里城のこともあるし、行政は文化財保存に予算を割くべきと思う。 広い境内には…

仁王と朱印

*やはり1ヶ月の画像アップ量の限界を超えていたようで、2月に入ったためにブログは復活できた。これからはあまり重いデータをアップしないようにしよう。 仁王門の吽形像…AFだけなら網にピントが合うが、少しの工夫で木像に合わせられるフレキシビリティ…