2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

今度はFUJIFILM TX-1&2だ。日本製で現実的に使える最良のパノラマカメラ…これにはたいへんお世話になった。下のコシナにも言えることだが、フジには距離計連動の技術の蓄積があるのだから、ぜひRFデジタルカメラを開発してもらいたいものだ。

カメラ談義20

少し以前の評論(デジタルカメラ時代となった今、ずいぶん昔のことのように思う)…コシナ・フォクトレンダー"BESSA R2A"の紹介。

カメラ談義61

さて11/2からワークショップ「フィールド写真講座」が始まる…興味のある人は下記サイトを参照して下さい。

フィールド写真講座 参加者募集のお知らせ http://www.konan-u.ac.jp/korec/houkoku_science_arts_main.html

土日で横浜へ…御嶽山の爆発があったので早めに切り上げたが、横浜のベイエリアは整備が行き届いていて多くの市民の憩いの場としても観光客の訪問にもとても良い空間となっている。他の港湾でもこのような整備が進むことを願いたい。 今回はLUMIX GX7+summilux15mmF1.7…現状ではSONY-α6000より安定した絵が得られる。

監的哨から外海を見る…何も見えないように思うが雲や海況に微妙な変化を見とれる。戦時中は毎日毎日、沖合の船影を双眼鏡や目視で見続けていたことだろう。

監的哨への道…非常に険しい照葉樹林を上り下りする。ボクはひとりで歩くが、なんと離島ツアーの団体とすれちがった…ちゃんと添乗員もついた中高年のツアーで、宿も船で答志島に泊まることになっている。海流のためだろうが密林内は暑くて高湿度、手すりにも苔や黴の類がびっしりと生えている。このような場所をひとりで歩くのは危険だ(誰も助けに来ない)…ボクは訓練を受け、経験も積んでいるので平気だが(状況を読んで予定を変更する)。

監的哨から見た海峡。向こうが渥美半島、その奥が三河湾だ。左が越えてきた照葉樹の原生林、眼下は切り立った崖である。 SONY-α6000+SONY-E20mmF2.8=やはりSONYの色味はデフォルトでは浅いようだ(記憶色はもっと濃い)。

三島由紀夫「潮騒」の物語の場所、旧陸軍の監的哨、ここの中で嵐の日に新治が初江に「炎を飛び越えよ」と言った場所だ・・・現在も最低の費用で保全されている=あまりにも遠隔地なので訪問者は少ない…鳥羽から船で約45分、港からそうとう厳しい山道を1時間以上(距離は1.5kmに満たないが道が険しい)かかって原生林を歩く。戦時中、渥美半島と神島の海峡を通る艦船を監視していたのである。

きのう今日とで鳥羽・答志島と神島へ行った。きのうは風雨のなか答志島を3時間歩き(25℃)、今日は台風一過、カンカン照りのなか高低差の激しい神島を4時間にわたって歩いた(30℃)…かなり厳しくて例によって熱中症寸前になり神島灯台で1時間も休息…なんとか踏査できた。写真は神島の氏神様の前で(背後に2百数十段の石段がある…)島の老人は足が達者である。 SONY-α6000+SONY-E20mmF2.8=今回はこの組み合わせだけですべて撮影。SONY-α6000は少しオーバーに振れるようだ。

ズミクロン35mm/ASPH(+Leica M5)....1998年に「これからはLeicaだけでシゴトしよう」と思って、Leica M6とSummicron 50mmF2を買い、その性能に目を見はって、すぐあとにこの頃新発売のこのレンズを導入した。1-2年でLeicaシリーズの多くを集めてすっかりコレクター状態になったが(1976年から持ってはいたものの)案外新しいユーザーなのである。

カメラ談義1

ミノルタCLE+Canon28mmF2.8 1980年代のLeicaマウントボディの傑作だ…軽くて高性能、そしてLeicaマウントレンズのほとんどが無調整で付く=ただしファインダー内のフレームは28/40/90mmだが、それで充分とも言える…Leica M7やコシナ=ベッサRAが出るまでAEで撮れるボディとしてLeicaユーザーに愛された(本当に故障が少ない)。

カメラ談義25

ボクのサイトの引っ越し、友人のおかげで完了(^-^)/ サーバーを換えたので禁則のファイル等があって、完全には見えない部分があったり、見え方が微妙に違うこともあると思いますが、ご勘弁下さいm(_ _)m そのうちに更新もたまにはしたいと思います。ブックマークの変更をお願いいたします。http://geofoto.web.fc2.com/

〜フィールドカメラマンノート〜2

相楽郡・柘榴地区の村社、東谷神社にて。きのうは友人が来たりて近所を散策した=古い歴史の田舎町なので見るべき場所や風景はたくさんあるのだが「老後にとってある」のである。 現在のように全国的に走り回って写真を撮るには限界がくるからで(HCBも70歳で絵を描き始めた)、行けるうちに遠くへ行って見聞と映像を得て動きにくくなったら近所(現実には近畿)を回ることになるだろう。オリンパスE-5

Leica M2 Visoflex-III elmer 65mF3.5…少しづつカメラのことにも触れていきたい。 Leicaを一眼レフとして使う部品である。中にミラーとプリズムが入っている。テコ状のボタンを押してボディのシャッターボタンを押すと、ミラーが跳ね上がったのちシャッターが切れる=当然調整は必要だが…もちろんLeica MEなどにも使用可能だ。

カメラ談義12 カメラ談義12

本栖湖(今回は9/13と9/15に訪れた)。観光的に富士五湖はすぐれている…景色の良さだけではなく、そこここに観光施設があり、湖岸の各スポットに無料駐車場があってノンビリとできる。関東方向からの観光客は多いが各湖、各場所に散って落ち着いてしまえば大混雑とはならない。神奈川側の相模湖などは人の集まる場所が限定されて施設に入るのに大行列であるのと対照的である。改めて初めて訪問した甲州に魅力を感じた。 本栖湖ではコスモスが満開だ。 Canon 6D

Leicaの写真。Leica ⅢF後期型+トプコール5cmF3.5(elmer 5cmF3.5のコピー)…完成度の高いデザインだ=もう大昔の1950年代。

山中湖。日没後で気温16℃、それでも釣り人は帰らない…おそらくヒメマス狙いなのだろう。 ボクは水辺の景色が大好きだ。 Canon 6D

本栖湖から富士宮を目指して帰路につく…行政地名は不明だが山梨から静岡に入ったあたりの路肩から撮影。西湖や河口湖あたりから見ると山頂がややデコボコしているが、この辺からだと姿がキレイに見える。今回は富士五湖(+相模湖や宮が瀬ダム湖)の調査だったが、やはりどこへ行っても富士山が目に飛び込む。 Canon 6D

こちらは本栖湖の東岸から出ている観光船からの富士山。航海の初めは雲に隠れていたが港への帰路に一瞬雲が途切れた…船ではブラジル人の団体と乗り合わせた。顔がブラジル先住民のような人や日本人のようだったりポルトガル系の人がいたり…言葉もポルトガル語と日本語が入り交じっていて、どんな社会なのか想像が楽しい=一番遠い国ブラジル!

本栖湖からの富士山…これが1000円札の図柄になっているポイントからの写真だ。お札はデフォルメされていてリアルとは違うが…ともかく本栖湖のはずれからの景色だ。Canon 6D

この3日間超ハードだったため、今日は休暇…しかし時間ができるとレンズテスト(o^^o)  Leica ME+ロッコールM28mmF2.8(CLE用レンズ)=日が傾いてからなので雰囲気が違うが、このレンズでも周辺まで何ら問題はない(elmarit28mmF2.8ASPHポジション)=当時のミノルタのレンズは価格の割によくレンズを造り込んでいたと思う。絞りはF8...昔のレンズはF8にはしたい。

ボクの自動車旅行用のカメラバッグ(かさばるので普通のカメラバッグは使わない)…薄いパッドが内側に貼ってあり仕切はない。カメラやレンズ、ストロボやバッテリーなどをそれぞれジッパー付きのビニール袋に入れて整理する=小型軽量簡単…元はアメリカ製フィルムスキャナーの携帯用バッグだ。

甲府市街地より八ヶ岳方向を見る。さて秋からの週末旅行の始まりだ…今回は甲府-相模湖+宮が瀬ダム湖-富士五湖-富士川の旅だ。天気は全般に晴れたり曇ったり、富士山の外縁部を巡り、それなりに富士山も見た。甲府市は周りを高山・霊山に囲まれてとても良い雰囲気の町と感じられた。LUMIX-GX7+Leica 15mm

オリオン28mmF6でのテスト…Leica ME使用、elmarit28mmF2.8ashポジション、絞りはF11…シャープで色の偏りもない(これはAWBのおかげ)ここまで絞っても周辺光量は落ちる。たぶんelmarit28mmF2.8ポジションなら少し周辺光量落ちは改善されるだろう。トポゴンタイプの対称構成なので歪曲はない=安いけど使えるレンズだ。

28mmレンズ2種。左ソ連製のオリオン、アルミ製なのですぐに酸化して汚くなるし強度にも疑問がある。見た目とは違って「良く写る」が、F6開放では周辺が崩れ、せめてF8には絞らねばならないだろう。絞り開放値F6と云うが、絞り羽根はレンズ前面から見ると本当の開放まで開かず、もし全部開けられたらF4.5程度になるだろう。レンズ4枚構成の簡単な光学系で、やはり周辺部に欠点があり、わざと絞りをF6に規制して周辺からの光束をカットしたのであろう。右はCanon28mmF3.5...1951年当時の最速28mmレンズだ。

今日はスーパームーン=もっとも月が地球に近づく(つまり月が大きく見える)日なのである。 きのうの中秋の名月ではPENTAX K10Dで撮影したがうまく写らなかった…今日はOLYMPUS E-5で撮影、200mmレンズなのでそうとうトリミングしたがうまく撮れたと思う。右下のティコがキレイに写るかどうかが望遠レンズで撮る際のポイントなのだ=本当は反射望遠鏡で撮らないと無限遠での収差は取り除けない。

ふだん使っていないレンズの棚卸しだ(すべてLeicaマウント)。今回は左:Nikonの105mmF2.5=伝統のレンズで、一眼レフの時代になってもこのレンズ構成のままF用に改造された。中:Canon100mmF3.5小口径ながらテレタイプではなく軽くて写りのいいレンズだ=フィルターはフードにシリーズVIを挟さむ。右:Nikon85mmF2=当時としては最高の明るいレンズだ。どれもfeet表示の帰国レンズだ=往事、特にアメリカ向けにたくさん輸出されたのである。

Leitz summaron35mmF3.5…Lマウントのレンズの中では赤summaron28mmと並んでこのレンズが使いやすい。これはフードを取り付けている=同じレンズ構成のMマウントバージョンよりずっと小型で写りは同じだ(回転ヘリコイドなのは少し不便だが…)。

夕方、少しすっきりしたものを撮る…EPSON R-D1+花影S1 60mmF2.2(F4で撮影)使い慣れることだろう。ピントボケ、収差ボケ、面間反射の滲み(コーティングは単層、わざと一面だけノンコート)などが入り交じって不思議な絵となる。

そしてEPSON R-D1(APS)での撮影(F4)....これなら完全に使える。この被写体はゴチャゴチャしているので不適当だが、もっとシンプルな条件やモノクロなら、さらにタンバール的な雰囲気に仕上がるだろう。