2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

夫婦岩

左に神楽殿が見えてくると、もうすぐ本殿だ。 そして夫婦岩へ着く…両側は大岩、その左右外側は絶壁で、この岩の間を通らなければ向こうの本殿には行けない。自然に割れているのか人の手で割ったのかは分からない=たぶん自然のものを人が広げたものだろう、…

龍神舎

右側に龍神舎があり、ご神体は巨大な岩で、石清水が湧いている(今はポンプアップかも知れない)。そこから脇道が延びているが、崖崩れがあったり、地道の悪路となるため参道から外れない方が良い=本来は修験の山なので細い道が網の目のように山を縫っている…

更に登る

急坂の途中に古くからの「便所」がある。小さな池(湧き水がたまっている)もあり、建物は今の物である。 どんどん登ると木の間越しに平野が遠望できるようになる。参道の両側には奉納灯籠や碑以外に、仏式の庫裏や神楽舞台などの建物もある=土地が狭いため…

参道を登る

社の脇から下を見ると麓から続く急階段が遠くまで続いているのが見える…ほぼ山を直登していて、上までなら800段を優に超えているだろう。参集殿までの車道がいかにありがたいかよく分かる。 参道を登れば、いたるところに奉納された神像や縁起物が見られ…

太郎坊宮到着

太郎坊山の中腹まで車道がついていて、新しい参集殿と社務所までは楽に行ける。当地の秦氏の末裔が参集殿建設に尽力したと聞く。最初の社に堂々と天狗が祀ってあり、全国的にも大神社で天狗を表に出しているところは珍しいのである。愛宕山も秋葉山も天狗を…

鉄道むすめ号

しばらくすると反対側から電車がやって来た(どちらが上りか下りか分からない)…いずれも若い女性が、ひとり下りて、ひとり乗った。全体に若い人が多い…平日の昼間だからか、大学生というほどの年齢でもなく不思議である。このような駅なら必ずいる「鉄ちゃ…

おーいお茶号

近江鉄道・新八日市駅でLUMIX GX8+G VARIO12-60mm F3.5-5.6の望遠側とワイド側で連射しつつズーミングした。どちらもシャッター速度優先(1/500)で撮ったので絞りはF8-11程度だ。評価測光なので画角で露出が異なる。しかしF8ならどちらにしても隅々まで完…

新八日市駅

古い駅舎で通説は明治時代の建設とされ日本最古の木造駅舎と云われてきた。最近の資料で大正時代に建て直されたものと判明した(ただしそれもネットでの検索なので正しいかどうかは疑問だ)…それでもローカル線の駅としては異例に立派である。二階は駅員の宿…

河内風穴

河内風穴 昨年に続いて琵琶湖:多賀町の"河内風穴"を訪れた(通算3度目)。近隣の多賀大社や湖東三山などと合わせれば立派な観光ゾーンとなる。どこも年々整備が進み、行くのが楽しみになっている。左の岩の向こうは35℃、そして風穴からの冷風により一気…

初夏の東京

小石川後楽園…東京ドームのすぐ隣に広大な緑地公園がある。東京ならではの旧大名藩邸が都内各所に公園・庭園として残っている。もちろん自然のままではなく専門家による手入れは周到になされている。便利な場所にあるため、かなりの人数が入っているが面積が…

能勢妙見山をあとに

森の中を駐車場へ向かう…石段に弱い人は行きも帰りもこちらにすべきだろう。境内まで上がってしまえば大きな高低差はない。ふと見上げて撮ると、LUMIX GX8と同様にOLYMPUS PEN-Fでも独特のマゼンタフレアが出る(同じセンサーか?...出るとき出ないときがあ…

境内裏門

裏参道を歩いて境内の外へ出る。表門と異なり大正レトロ(アールヌーボー様式)の門柱と門灯が印象的だ…なぜこのような様式となったのかまったく不明、一番奥が廃業となった旅館、門の左が久遠結社の社、木立に遮られているが右に簡易郵便局がある。 そして…

裏参道

廃業した旅館の先には、なんと簡易郵便局があり、往事の繁栄がうかがわれる。現在も稼働中(ATMもある)。 そして「久遠結社」の小さな社があり、どうしたものか壊れた馬の像がいくつも安置されていた。その奥にも由来不明の社や堂宇が朽ちていきつつ、しか…

旅館

つい最近まで営業していた参道の旅館…平成28年5月31日閉店と張り紙がしてあった。このような旅館が数軒あったようだが、現在営業しているところは無いように思われる(建物だけはまだ何軒も残っている)。信心が相応に盛んで、かつ交通に不便な山奥の故…

妙見の森

星嶺の近くに杉の巨木が立っている…その横に今は閉鎖されている洋館が建っている(おそらく以前の信徒会館)。湿度が高いため単独で生えているにも関わらず幹には苔がむしていた。 こちらは裏参道からの帰り道の深い森で…深い谷の源頭をトラバースして表参道…

方位盤

北辰信仰(北斗信仰)の要になる方位盤...星の運行とこれを使って占う。どうしたものか(必然か?)陰陽道と同じである。ただし両者の関係は似ていて違うものである。この辺のことは後日… 更に別の堂には「北辰結社」「神王講」など剣呑な奉納額があり、戦前…

祖師堂と浄水堂

こちらはやや仏教的なお堂である(祖師堂)。しかし橘氏の紋があり、妙見の神との関係をうかがわせる…中は仏教のしつらえそのものである。 さてこちらはご神水(浄水堂)で、中村歌右衛門(成駒屋)の寄進により、地下200mから汲み上げているそうである…

開運殿

境内にはお寺とも神社ともつかないようなお堂・廟がたくさん建っている。この開運殿など、どう考えても神社にしか見えない。十字に星形が妙見山の紋章である。私はこれを見たときに中世ヨーロッパの公国の紋章やKKK団を想起した…また北辰信仰がどうして現世…

能勢妙見山の続き

山門をくぐるとすぐ横にブロンズ製の奉納馬像があった(このようなものは初見)。元は灯籠だった基壇の上に厳重に固定されている。そう、ここは現世御利益の寺・神社なのである。 山門の脇に鐘突堂があり、階段を下りると寺直営の売店がある(売店という名の…

ムクゲ

我が町でも低くく川に近い場所は避難勧告が出ているが、まずは小康状態となっている(今晩は分からない)。2日半降り続いた雨もあがり、少し庭に出てみた。ムクゲの花があちこちで咲いていた。ムクゲは木と草の中間のような植物で、比較的寿命が短くその分…

星嶺から寺域へ

信徒会館 星嶺は信徒以外は入れないだけではなく、見ることも触ることもできない。周りを囲むガラスはハーフミラーで中はよく見えず触ることも禁止されている。なぜかは分からない。事実上ここが本堂なのだが...平地では晴れていたが、尼崎付近の海からまっ…

信徒会館 星嶺からの展望

ふと横を見ると古い石碑と共に陶製の大きな水瓶が並んでいた。おそらくここが山頂付近のため防火用に天水を溜めていたなごりであろう。現在は画面左上に地下水をポンプアップした水槽がある。 信徒会館 星嶺前からの展望…尼崎付近の町が眼下に広がり、神崎川…

能勢妙見山 星嶺

参道を上ると唯一の食事のできる店がある。建物は新しく、境内周辺の旅館が衰えて、このような簡単な食事処が必要になったのだろう。新緑にAWBは応えて完全補正せずに建物も空気までも緑色に傾く(記憶色に近い)。 参道を登り切るとポンと視界が開けて、視…

更に奥へ

門前鳥居横にある一軒だけの茶店(兼みやげ店)。あとは参道脇に小さなうどん店が一軒、境内に寺が運営する売店が一軒あるのみである。人里離れた山中にあるため昼食は用意する方が良いだろう。 大鳥居をくぐってしばらく進むと道が左右に分かれる。表参道の石…

能勢妙見山

昨日は能勢妙見宮(寺でもあり神社でもある=管理しているのは日蓮宗の僧侶)へ詣でた。暑いので少しでも涼しい山へ行こうと思ったのである。関西における北辰信仰のひとつの場で、もうひとつは交野の星田妙見宮=こちらはすっかり市街化しているが、能勢の妙…