2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

壺阪寺

花見がてらに壺阪寺(本来の寺号は南法華寺)と岡寺へ、飛鳥の春の雰囲気を求めて行った…ただしヤマザクラは7分咲き、ソメイヨシノは2分咲きというところで「早い、早い」と言われていた開花は平年並みのようだ。あと数日で満開となる…壺阪寺仁王門前にて…

Nikon Z6用のレンズ

NIKKOR Z 14-30mm f/4 SとNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sが当初の発売予定だった4/30より早まって、4/19に販売開始となるようだ。どちらにしても予約していたので早まることは歓迎だ...価格保証の予約だったので価格も今日現在より安く買えたことになる。10連休…

Rolleiflex 3.5F Planar

ローライフレックス3.5Fプラナー (1958-1965) プラナーのあと、クセノタール付きが1976年まで作られた。 このモデルは初期のタイプ1と思われる。三台試して一番写りのいい個体を買ったのである=他のカメラを押さえて試したうちでは最も古いものが画…

「フィールド写真講座」

今日は岡本へ...ここは大学へ行く途上の阪急とJRの駅への分岐点のY字路、カバンやサイフの修理の世話になっている革製品修復専門の職人さんの店である。 そして本年度最後の仕事…「フィールド写真講座」の展覧会の設営と総合講評および受賞作品選定の集ま…

笠岡:高島上陸

時刻が来て連絡船で高島に渡る(たった10分の航海)。2-3人が降りて、あとは荷物がたくさん下ろされた。乗客にかなり高齢の芸術家らしい人がいて、ここで降りる…離島には「瀬戸内アート」とは関係なく、芸術家や工芸家が移住したり、または仕事場を持っ…

法隆寺

今日は法隆寺を訪ねた...お彼岸なので混むといけないと思って日祝日を外した。それでも学校が春休みのためか午後は子供連れでかなりの人出になった。久しぶりの訪問(10年ぶり)で、4時間近くかけて法隆寺を隅々まで歩き、仏像や建築物を堪能した(多くの…

ローライTグレイ

仕上げの良さに惚れて友人のコレクション品の新品同様のローライTを無理を言って譲ってもらった。ローライTグレイ(つまり初期型)にはテッサー付しかないため、クスナー付はテストしただけで買わなかった。グレイが欲しかったのである。本来ならベビーロ…

神島外浦散策 2

港のバス停…あまりバス便は良くない。筆者なら笠岡市内へは船で行くだろう(船は遅いが定刻に着くし運賃も安い)。むこうにも旅籠の廃墟が見えている。 笠岡諸島への連絡船の待合所…日に数本だが地元の人に委託しているようで、切符発行に人が常駐している。…

神島外浦

連絡船の時刻まで時間があったので港付近を散策した。 神島(コウノシマ)は元は島だったが、笠岡沿岸の大規模な埋立で本土とつながっている。しかし外浦地区は現在でも連絡船の一部が止まる港で、深い笠岡湾(笠岡からここへ来るほうが、ここから高島へ行く…

笠岡諸島:高島

今回は笠岡諸島への旅である。まず一番本土に近い高島へ(雨)4度目の渡海である。島民の夢をかけて民宿街を美しい南の浜辺に20軒ばかりで作った(集落は北岸)。島には歴史的遺物や遺構も多く、本土から連絡船で10分程度の距離のため意欲的な試みと思…

二眼レフの続き

*フィルムカメラ時代(1999年)に書いた原稿なので、現在と比べると違和感のある表現もあるが、当時の感想をそのままにしておいた。 オートコードEPとIII 前回に続き二眼レフの世界を垣間見てみよう。先日他の調べ物があって図書館へ行ったときのこと、用が…

二眼レフ

三つの中判カメラの条件=1.操作性が良く、迅速・確実に取り扱える 2.35mm判のレンズに近い描写性能 3.小型・軽量しかし堅牢。 偶然に理想の中判を求める気持ちが頭をもたげる機会が訪れた。友人がローライフレックス2.8Fプラナーを購入したのであ…

ゼンザブロニカSQ-A

次にコーワからブロニカSQ-Aと50mm、80mm、150mmのセットになった(+中間リング、ポラパック、6X6マガジン2個、35mm判マガジン1個)。ブロニカがレンズシャッターになったこととハッセルとほぼ同じ大きさになり携帯が楽になったこと、な…

流転の中判カメラ2

その後、マミヤプレス6X9を経て、1976年、今はなき「コーワ スーパー66」に買い換えた。これは新品で55mm.85mm.150mm付で購入(この組み合わせ+アクセサリーでハッセルブラッド500CMなら当時150万円ぐらいしていた)。フィルムマガジン交…

流転の中判カメラ1

*依然として多忙につき…過去に書いたフィルム時代の懐かしいカメラの記事を貼り直した。 今はほとんど過去の遺物に近い状態となってしまった二眼レフの世界をのぞいてみよう。個々のカメラの詳細な評論は別稿にゆずるが、私の撮影の目的に合ったベストな中…

Leica M2 BP by Lumière

年度末、あまりにも多忙にて更新に時間がとれない(@_@) それでも毎日更新したい…今日は合間をぬってLeica M2 BPの手入れをした。Lumièreで店長自らが塗ってくれた最高の仕上がりのLeicaもリペイントから早や15-6年経過して(1回も使ってはいない、あく…

SIGMA FOVEONカメラ

今日はFOVEONカメラの全点検だ…結果=撮影時はファイルサイズが大きいためバッテリーの保ちは良くないが、電源OFFでの電気の消耗は小さくて、初代DP-1はほとんど減っていず、DP1/2/3 Merrillは残量は少ないものの大丈夫、DP1-Qも問題なしだった...設定を忘れ…

コンパクトデジタルカメラ

今日は原稿を書きながらコンパクトデジタルカメラの棚卸し…以前はこの手のカメラを毎日カバンに入れて街歩きをしつつ、面白そうなシーンを撮っていた。そして撮影旅行にもサブに持っていったものだ…ところが持っていってもメインカメラの性能が上がって「押…

3人の僧侶

上と同様多くのお堂や社が並んでいて、今度は怖いめの大黒天である。とその時、寺務所から正装した3人の僧侶が出てきた…何か法事でもあるのだろうか。寺域の道はずっとこのような道である。

毘沙門天・浴油堂

三重塔の台地を少し下ると毘沙門天の「浴油堂」がある。浴油は祈祷の一種で簡単に引用できないため各人検索してください(一般的に歓喜天=聖天の浴油が有名)。多くは商売繁盛や健康祈願、縁結びなどだが、元は呪法としてかなり危ないものも含まれていた。さ…

蛇神

隣を除くと、とぼけた味の仏像(あるいは神像)が...右手は確かに人間を持っているが、左手には宝篋印塔とも男根を模式化したものとも思われるものを持っている。石像に付いている地衣類を見ると新しいものではない。 更に隣は暗くてよく見えず、ぐっと近づ…

金集弁財天

展望台から振り返るとこんな景色…土産物屋(お札やお守りを売っているだけではない)が大きく、思わず自販機でカフエオレを買って飲んだ…なんとなくありがたみが薄いような気がするのは筆者だけだろうか? 次のお堂が決定版の「金集弁財天」…こうなると弁天…

田辺:観音寺

今日は雨の降る前に田辺:観音寺へ取材に出かけた…けっして観光地とは言えないが、至近距離で国宝の十一面観音像を拝観できるのが魅力である。しかも無住の荒寺になったことがあるにも関わらず、観音像の傷みはなく奈良時代の国宝十一面観音像としては二体だ…

融通尊

そのまた隣は融通堂があり、融通尊が祀ってある…神あるいは仏の姿は見えない。御輿のような厨子の中に入っていることらしい。真言もあり、融通尊寺という寺もあるぐらいなので適当な名前をつけたのではなさそうである。どちらにしても現世御利益が信徒にとっ…