SIGMA 12-24mmF4.5-5.6 DG/1st

昨夜にやって来たレンズを、晴れた今日の朝に簡単テストしてみた(出目金レンズ)。

12mmでは周辺光量落ちが大きく(周辺のボケも...)F8で画質ともどもようやく収まる。しかし甘めながらこの手のレンズとしてはF5.6以上なら許せる範囲だろう。カメラを少しでも下に向けると靴が写る。パースの問題もありカメラはなるべく水平を保ちたい。 下は切り出し...これで充分である。

24mm側は絞り開放のF5.6で充分の画質が得られる。やや暖色傾向の色味と思われる(ボディ設定ではない)。 下は切り出し...これも合格の範囲で、F8~11にすれば更に画質は上がる。総じてF8で撮ると良いと思われた。ついにII型との差は色味ぐらいと(AWB調整で補正の範囲内)なる。

近接F8...12mmだとモノは遠くなる。かなり踏み込んで使いたい。 下は切り出しだが、遠距離以上にスナップ距離に強いのが分かる。私の現場では使える距離感とも言える。

風評では逆光に弱いとされているが、それも問題は小さいと思われる。南中まじかのam11の太陽を真ん中に入れてもこの程度のフレアで済んでいる。 これから実地に使ってみて詳しく知りたい。とにかく「型落ちデッド品」である...。