SONY α7-IV / FE28-60mmF4-5.6

また友人から3000カットあまりの新品同様品のα7-IVがやってきた。なかなか「最後のカメラ」にはならない。オマケとしてSONY FE28-60mmF4-5.6(α7cのキットズーム)が付いてきた。ボディはどこが変わったのか分からない。α7-IIIの時にIIと大差ない(画質)ので、その人気とは関係なく見送ったのだが(やはり友人から来たSONY α7Cと実質同等=これは小型なので◎と言える)今回はどうだろう。きのうの今日なのでまだ良く分からないが機能は多様性と共に進化しているようだ。ファイルサイズはIIに比べると大きくなってjpeg最大で1枚20MB程度である。7シリーズ初号機から持っているが、だんだん機能の追加によって大きく重くなっているのは致し方ないものか…7Cはその意味で機能は省かれたが小型化は達成されたためSONYにも、そのような方向のカメラ(Canon RPのような)も更に検討して欲しいものだ。ボディ性能も煮詰まってきた現在、レンズが勝負を決める時がまたやってきたと考える昨今である。

薄曇り/F4/AWB/28mm、あとはデフォルトで撮影…周辺光量落ちはF5.6で解消する。その代わり絞っても大きくは変化しない。レンズは「小型化」が売りで、キットズームの枠を出るものではない。つまり実用的には問題ない範囲としてもZeiss Vario-tessar FE24-70mmF4やSONY FE24-105mmF4Gとは異なるものと思われる。

上の切り出し…絞り開放としては立派なものだ。ここでは(曇り日なので)遠景撮影画像を出していないが、望遠側による遠景は少し落ちるように思われた。

例によって1m/F5.6/28mm/ISO100撮影…評価測光も含めて良く決まっている。ダイナミックレンジもかなり広く、色飽和も遠いようで、ボディ性能は極限に近いと思われる。逆に言うと「大人しい」印象だ。人間とは裏腹なものである。 下は切り出し画像…実際はピントは来ているが、軟らかすぎて甘く見える。急いでコントラストをとりあえず上げた。

SONY α7Cもα7-IVも店の在庫が足りないようだが、飽きっぽい友人のおかげで難なく筆者の手元に納まっている。これから使い方を考えるのに時間がかかるだろうが…。