2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

今回の装備=Canon 6D/Canon G1X。Canon 6D…Canon EOS M3とも共通する問題はズームのワイド端でのタル型歪曲収差がボディ補正でとれていない点で、NikonやSONYのフルサイズカメラには到底およばない…ソフトで補正可能だが、まずはj-pegで圧縮と同時にレンズ収差の補正がなされるのが常識だろう。多点AFも手前にピントが行きやすく1点測距でカメラを振ることになり、最終的な完成度はCanon G1Xの方が上という残念な結果であった。いいカメラなのに惜しいと思う。

若狭・おおい町の大島地区で開催された「とおしあい」(船漕ぎ競漕)に簡単な講演と取材に行った…朝の練習風景。観光的な色彩の濃い競漕は別として村祭りの規模のものは漕ぎ手や木造船が減って、だんだん少なくなっている…ここでは地区の有志が伝統を復活するのと同時に子供達の郷土の社会見学を兼ねて、いったん途絶えていた行事を復活し、今年で16回目を数える=ボクはここ6年連続して訪問している。また来年…Canon 6D

琵琶湖・沖島の消防艇庫。島では車道がなく火事の際は琵琶湖の水を汲みながら放水消火する=大部分の建物は水際なのでこれで充分にまかなえる。また水難事故にも出動する…今から7-8年前の嵐の日にこの船の出動を目撃した(連絡船も欠航して帰れなくなるところを最後の便が決死の覚悟で出航した…わずか7-8分の航路であっても「板子1枚下は地獄」なのである)。 Canon EOS M3

琵琶湖・長命寺の浜にて…以前にちょっとした湖岸公園として整備された。それから20年、誰も利用することもなくなり、駐車場や貸ボート店も閉鎖されている…しかし草刈りや木々の剪定は続けられている。いつかまた人々が集うこともあるだろう。 Canon EOS M3

暑くて出歩けないので機材の点検をしている…これは往年のVoigtländer・BESSA-T(グレイモデル)、外付けのファインダーは必須だが(ここではロシアンターレットファインダー)付いている距離計はバルナックLeicaより性能はかなり良い。レンズはelmer 3.5cmF3.5...デジタルカメラでオールドレンズ遊びはしない方だがフィルムカメラに老後回帰するなら、このようなスタイルがいいだろう=ボディの機能は新しいので使いやすいのだ。

Leica-Qのマクロモードでの撮影=もちろん片手持ち(ボクは手持ち撮影しかしないので、どんなテストも手持ちでおこなう)撮影。レンズ基部のマクロリングを定位置まで回すと距離環も0.17-0.3mに切り替わる(普段は0.3-∞m…完全なアナログ式)。マクロリングにロックは付いていないが動きに節度があり誤操作の危険性はないだろう=しかも定位置から少し動いてもEVFに警告が出る。マクロ域でもAF動作は速くて確実だ…唯一のライバルSONY RX1をかなり引き離していると思う(ひいき目?)。

保管庫を整理していたら、またまた懐かしいカメラが出てきた。ボクがコマーシャル写真家(たった2年)だったときのボディだ=TOPCON Super-DM+RE AUTO TOPCOR 58mmF1.4...当時は何台もカメラを持てなくて、こればかりで撮ったためにブラックペイントが擦れて下地の真鍮が見えている…レンズもたったF1.4でも58mm/口径62mmにしなければ安定した性能が得られなかったようだ...ワンダフルワールド☆

カメラ談義15

友人の要望でテスト…summitar 5cmF2にCanonの古い50mmF1.8等用のカブセ式メタルフードを取り付けた=このレンズは特殊なフィルターなので汎用のねじ込みフードが使えず、さりとて古いLeitz純正品は価格も高い…結論は問題なく取り付く。ただしフィルターをした上からは無理で、フィルター無しで被せるか、フードにシリーズ6フィルターを挟むかしかない…少しガタが残るが、なかなか見栄えがいい=実用的にはカメラを振り回すと外れるためフードの内側にテープ等を巻いて対処すべきだろう。色々テストだ。

天河神社の龍神の池、湧水だ…現在はポンプアップだろう。 紀伊山中の奥、七夕の日を中心に何度も訪れている…また洞窟探検や鉱山跡の見学のついでに寄ろう...今は豪雨被害のため気軽には詣れない。 RICHO GX100

天河神社

お盆休みを利用して(暑いし混むので毎年自宅でモノの整理や掃除をしつつゴロゴロしている)光学式ファインダーの棚卸しをした。あとボディに取り付けてあり、外すのが面倒なので写っていないモノが5-6個…長~い写真家生活で知らぬ間に増えたのである。モニターでの撮影に違和感があるので、今もファインダーの付いていないデジタルカメラ(写真のカメラ以外にはSIGMA dp系など)には外付けでしばしば使用する。

琵琶湖・湖北、海津大崎の浜辺にて。夏は鮎の季節だ…陸からの「おいさで漁」が知られているが、じっさいは船で捕獲するのが一般的である。琵琶湖の小鮎は各地の川に放流されている=各河川での孵化放流も含めると、天然の遡上系アユは少ない。

追いさで漁

琵琶湖・沖島…月のお祭りがあれば5月でなくても幟が立つ。じっさい毎月のように何かの祭りや祝い事があり、神主さんが近江八幡から渡ってくる。特に冬(2月か3月)の伊勢太神楽は近畿地方では離島であるにもかかわらず最も賑やかに開催されている。観光の祭りではないため日程などはよく調べないといけない。 LUMIX GX7

沖島の伊勢大神楽

暇をみて昔のLPをMP3化しているのだけど、レコードのケースを整理していて「フラワートラベリンバンド」の「MADE IN JAPAN」1972年の未開封LPが出てきた…ギフトボックス(友人から贈られた)で完全にパッキングされたままだ。どうするのか=開けるのかこのまま保存するのか…とりあえず今日は開封をやめて、これから"Oliver Nelson-afro/american sketchies"を収録する。

フラワー・トラベリン・バンド

8/3...琵琶湖・烏丸半島横の蓮。もちろん琵琶湖博物館開設のときに植えられたものだが、水質の改善や行政等のによる手入れにより最近では季節には一面に花を咲かせる。湖周道路の夏の景観としてすっかり定着している。

夏は疲れる...ようやく明日から6日間のお休み。どこにも行かない覚悟でアトリエに寝ころんで仰向きに写真を撮る…OLYMPUS E-5+7-14mm

夏草の生い茂る近所の畑にて。農村部ではあるが老人以外はあまり農作業に力を入れていない…それで毎年「山が下りてくる」のである。作物も植え付けているが老人達の力ではこの程度が精一杯だ。20年前はこの倍の広さがあった(左右から山が迫ってきて日当たりも良くない)。 Canon G1X-2

鳥羽・神島。平地がほとんどないためお寺も高台にある。昨年来たときも修復工事をしていたが、ようやく塀がキレイになったところで、本堂や庫裏はこれからだ。浜から資材や道具を運び上げるのはたいへんだ(車は通れない)…聞くと職人さんは本土から来ていて行き来に時間がかかるし、ここに住み込む訳にはいかないようで(衣食住すべてに不便)これもたいへん…一部の公共工事は別として手間と時間がかかるのは止む終えないだろう。寺の本堂に「蘇民将来」のお札がデンと下がっているのはいかにも伊勢らしい。

神島 (三重県)

近所の神社の一角…ボクの住む南山城地域では寺社に対する信心が深く、各小字にも必ず無住とは云え寺社がある。特に神社では公民館とは別に人が集い話に花が咲く…冬なら社殿の隅に椅子を置いて焚き火をしながら話がすすむ=天井部には煙抜きのフードまで設置してある。

吉野・大滝ダム…少しだけ観光に資する改造がなされつつある。ダムをあと5-10m高くできれば、理論的にはその三乗に比例して水力発電の能力が高まる=ただし自然が相手なので渇水すれば揚水を使っても達成はできない…

大滝ダム

吉野・不動窟…ケービングと云ってもここはサンダル履きでも入れるし、駐車場や茶店は完備だ=ただし茶店で入場券を買ってから洞窟への道は急峻=3=3=3 洞内に小さいが水勢のある滝があり空中を細かな水滴が浮遊している=だからストロボを焚くと意外なぐらい水の玉が写り込む。

2012年の賀茂神社・夏越の大祓神事=この時は榊でのお祓いを権宮司の奥さんが執りおこなった(聞くとお嫁に来てから神主の免許を取ったそうな)…ともかく古より続く賀茂一族総出でカミを守っているのである。

きのう賀茂神社に行く前に、多賀の河内風穴を訪ねた。外気温35℃、洞窟内は10℃以下。ここは石灰岩質の山ではあるが、この洞窟には鍾乳石は見られない=更に奥には若干の鍾乳石もあるらしい/奥は狭くなり通行は禁止だ。聞くと水の流れで石灰岩が溶けて長い洞窟になったと云い、奥は三重県側に抜けているとのこと。確かに洞窟の入り口から強く風が吹き抜けてくる。

河内風穴 | 滋賀県観光情報