2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧

厳島をあとに

大聖院でも何枚かの写真を撮ったが、ここらへんで本土へ帰還することに…もう知らない間に大晦日である。ここから連絡船の桟橋まで20分以上かかる。 連絡船に乗ると、それまで曇っていた空から夕陽が出てきた。瀬戸の夕焼け…いつ見てもいいものだ。どこにい…

大聖院

もう刻限も迫ってきたので、宮島町の東のはずれにある大聖院に行ってみた…もう何度も来ているので奥へは入らず仁王門の付近で撮影した。夕方4時となると人はめっきり少ない。 宮島 大本山 大聖院 仁王門の横に珍しい仏像が見えた…脇に弁財天と多聞天(毘沙…

宮島町

厳島神社側へ直接下りずに、五重塔脇の階段を下りて(奥が千畳閣)参道から1本山側へ入った道を行く。本来はこちら側が商店や旅館がある「目ぬき通り」だったが、現在は海辺の神社参道付近に人は多く歩いている。しかし古い町並みは人が少ないだけではなく…

ふたたび千畳閣

千畳閣への奉納物...一角に船が集まっている。上は管絃祭で使われる御座船の模型で、下は江戸時代の廻船の模型だろう。この他、御座船の5mを越す大櫂も見られた。やはりこの島全体が海の神様の依代である。 千畳閣を出たら、すぐ眼下に厳島神社とその前の…

海住山寺-3

本堂脇に新旧の奉納物が集められている。輪廻塔=これも真ん中の石を1回廻すとお経を1回唱えたことになる。そして「もち上げ大師」…仏足石の上に乗って大師の石像を持ち上げ、同時に願をかけるのである。これがなかなか重い...そして仏足石の幅が狭く像に近…

海住山寺

国宝の五重塔を別角度から、近くに寄ると痛みも目立つが少し離れると重厚感が分かる。本来はこの寺も奈良時代に建立され繁栄を誇ったようだが今は静かな山寺という雰囲気である。境内に1時間以上いたが、筆者と別の参拝者は3名だった。 NIKKOR 24-120mmF3.…

近所への旅

ごく近所への旅(3時間半)…筆者宅・アトリエ付近は歴史や文化遺産の数多い場所なので、少し回るといくつもの隠れた名所を数時間で旅ができる。今回は車で25分の海住山寺と恭仁神社に行った。 海住山寺の国宝:五重塔を背景にご神木がそびえていた。神仏…

千畳閣へ

山からの枝尾根に五重塔と千畳閣は建っている。鞍部に茶店があり、その前に樹齢百余年の「龍髯の松」が植えられている...その管理は茶店がしているようだ。見るのに100円徴収となっているが、道の横なので通り抜けながらの鑑賞は問題ない…止まっての撮影…

山辺の古径

宮島 小路散策 人で混み合う浜辺の道を避けてすぐに山へ上がる。山辺の古径と言い、筆者の好む高台の道である。観光ブームに乗ってホテルが何軒も改装:建設されている。すぐ右の崖の上は森にはいる。 長い道のりは、ほぼ等高線に沿って宮島町をぐるりと取り…

冬至

今日は雨の冬至…秘仏開帳の奈良:正暦寺へ参る。霧雨の降る山を借景とした庭、とても写真では表せない美しさと静寂である。 般若心経が唱えられる中、多くの僧侶が冬至の儀式を執り行っていた。写真は秘仏ではない。久しぶりに写真を離れて奥山の寺の雰囲気…

参道名物

長い参道の商店街には帆布のような厚手の布製の覆いがあちらこちらにある。蛇腹式で不必要な時は屋根に畳んでおく。雨の日はもちろん、炎天下では非常にありがたい。とにかく晴れた日の瀬戸内は暑いのである。 厳島神社工務所…神社の修理や道具類を造ってい…

厳島神社

この島の中心の神社のわりには入り口は地味である。海に建っているため参道から下って入場するせいでもある。季節はずれの平日なので参拝人は多くない。むしろここまでの参道に人は溢れていた。左の若い外国人女性とは、このあと島のあちこちで出会った…筆者…

厳島上陸

船から下りると、まず広い連絡船待合所の隅にある観光案内所に立ち寄る=ここで観光マップを貰い、風でしばしば止まるロープウェイの状況から宿の情報まで何でも教えてくれる。隣は「売店」で昭和の雰囲気がここには残っている。 外へ出ると広大な広場の片隅…

厳島への連絡船から

厳島への連絡船(フェリー)は松大汽船(どちらかというと広電側)とJRの2社が運行しており、各々15分間隔で発着する=すなわち少し時間をずらして15分に2本出ていることとなる。さすがに日本三景、その便数で平日でも船は満員だ。車は観光客用と言…

瀬戸内へ

週末は3日間で広島-山口へ取材に出かけた=3=3=3 1日目は厳島(宮島)へ、晴れ。平日のため外国人を除いて比較的観光客は少なかった…今回で6回目の上陸、このところ4-5年ばかり来ていない間にだいぶ門前町に変化があり、古くからの旅館は洒落たホテル…

琵琶湖-6

さて今日で琵琶湖の旅は終わり…太郎坊宮の本殿から裏参道を下りる。こちらは新しく開かれた道で石段ではなくコンクリートの階段である。しかも急な坂はしばらくで、この岩の下の一願成就社まで下ればあとは緩やかな坂道だ。ギリギリ湖面は見えないが、水茎の…

琵琶湖-5

太郎坊宮・信徒会館前に2016年に建てられた、東近江市青年会議所のユルキャラ「かぁくろう」…烏天狗(鼻高天狗より古いスタイルの天狗)をマスコットとしたものである。神社自体は観光に力を入れているほどではないが、市はそのようなことを考えているようだ…

琵琶湖-4

太郎坊宮の階段の始まり…麓からだと奥宮まで700-800段あるそうだが、段数よりここの石段は急なのがきわだっている。石組みは新しく、手すりもあるため歩きにくくはない。しかし下りは膝にくる…したがって急階段の表参道から上がって、下りはやや緩やかな裏参…

琵琶湖-3

太郎坊宮の奥宮前の夫婦岩…岩の左右は絶壁のため、ここをくぐらないと先へは行けない。火山性のかんらん岩が冷えるときに脈理というひびわれができて(光学ガラスでもできる)その後地表に出てきたあとの風化や圧力変成で、なんともいえない隙間ができたので…

琵琶湖-2

今回行った2カ所の写真を毎日1枚ずつ紹介しよう。まずは太郎坊宮での祈祷…駐車場脇の真新しい「願かけ天狗堂」で交通安全の祈祷がなされていた。祈祷所の前にはジープチェロキーが停めてあった。麓にある阿賀神社の奥の宮ということで、ここには大きな社殿…

また琵琶湖訪問

今日は初冬の滋賀県の「太郎坊宮」と、同じ山の反対側にある「瓦屋寺」に行って来た。寒くて曇っていたため冴えた写真は撮れなかったが、空気は透明でいよいよ冬の澄みきった景色になっていく(紅葉のなごりはまだ随所に見られた)。ここは太郎坊宮の奥の院…

篠島から帰る

連絡船/フェリーの待合所は「島の駅」として篠島産品や船の模型などが置かれている。そして今回は「駅ピアノ」ならぬ「港ピアノ」が待合室の中に置かれていて、誰でも弾くことができるようになっていた。そして建物前には名物の鯛のハリボテが夕陽に映えて…

港の日暮れ

暗い町中を越えて西側の港へ出ると、すっかり夕暮れの景色が広がっていた。このあたりの色味のネットリ感がSONY NEX-7の特徴だ=α6000になって色がアッサリ綺麗になった。港付近には新しい家が多く人口も多い。 港の日没…SONY NEX-7+SONY E20mmF2.8の組み合…

王子神社

浜へ降り立つ…この浜は東に面しているのと背後がすぐに山であるため、この季節は午後3時でもう日が陰っていく。海流・潮流の都合かシーズンオフの今でも浜辺に漂着するゴミは少ない(とうぜん夏場は毎日浜掃除をしている)。最後の光が波を輝かせていた。向…

弁天岩

この島は昔は石材の産地として栄えた。その名残りに色々な場所に石切場跡の遺跡が残されている。今は密林の奥深くに教育委員会が設けた仮設の道が遺跡のひとつの「弁天岩」(弁天信仰とは関係なく、このあたりに弁天社があったものと思われる)に伸びていて…

Nikon Z6

東京へ写真ワークショップでの撮影に行った...予告どおりNikon Z6+NIKKOR Z 24-70mmF4の組み合わせで、簡単なテストをしたのち、ほぼデフォルト設定で初めての撮影となった。いくつか気の付いた点を記すと、フィールドにおける(絞りはF5.6-8)画質としては…