弁天岩

この島は昔は石材の産地として栄えた。その名残りに色々な場所に石切場跡の遺跡が残されている。今は密林の奥深くに教育委員会が設けた仮設の道が遺跡のひとつの「弁天岩」(弁天信仰とは関係なく、このあたりに弁天社があったものと思われる)に伸びていて、浜に下りる前にここを訪れた。名古屋城の石垣に使われたと伝えられている。

f:id:xnagy:20181203155900j:plain

そして浜へ…夏の賑わいは今はない。しかし島の大きさと比べるととても長い砂浜で海水浴には申し分ない。浜には企業の寄付した「恋人の鐘」が立っていて、数は少ないが鍵がいくつかぶら下がっている…そろそろ夕暮れ、冬の日没は早く帰路へつく頃だ。

f:id:xnagy:20181203155914j:plain