2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

三鈷の松

大師堂の前の池の畔に三鈷の松を見つけた。 三鈷の松...このページには書いていないが、霊山寺にもあった(全国にはもっとたくさんある)。先日、滋賀の石山寺でも見かけた…どこでも松ぼっくりを掃除して片づけている。と云うのは、霊験あらたかと云われてい…

レンズテスト番外編=RICOH GXR

今日は疲労のためレンズテスト(ボディも含む)番外編とした。特に理由はなく、ふと手にした、少し不幸なRICOH GXR+RICOH 15.7-55.5mmF3.5-5.5(通称「土管レンズ」=1600万画素ローパスレスAPS-Cセンサー)を試してみる。このカメラはレンズとセンサーを一…

鳴門:霊山寺到着

寺に着いて(多くの八十八ヶ所霊場がそうなように、ここも駐車料・拝観料は無料)駐車場から境内に入ると、さすがに一番札所、変わった風景が見える。どうやらここから巡礼を始めるために装束をこしらえているようなのだ。もちろん観光客も多いが巡礼者の姿…

橋桁の島々へ

旅の二日目は瀬戸大橋架橋の際に橋桁が建てられた三つの島を訪問した…どの島も1.5-2時間歩く徒歩強行軍=車は島民しか入れなく、与島PAに車を停めてバスによる移動となった。PAから歩いて入れるため与島(よしま)はこれで3回目となる…島の廃校となった小学…

鳴門へ

秋のシーズンに入って、26-27日で四国へ行った…1日目は鳴門だ。四国八十八ヶ所観音霊場の第一番札所「霊山寺」…ずっと以前に台風に降り込まれて偶然雨宿り替わりに逃げ込んだお堂である。お寺(しかも古刹)はまったく変わっていない。高速道路の整備と少な…

近江へ

今日は秋空の下、西国三十三所の三十一番札所:近江八幡の長命寺と三十二番札所の観音正寺に行って来た(いずれも特別開帳期間)。写真は長命寺で見かけた三十三所巡礼ひとり旅の若者...見たことがないぐらいの観光客(二十回ぐらい長命寺に来ているが、これ…

天狗杉

元の道を辿り、宝篋印塔のある小さな峠に戻った…龍王堂の前にある天狗杉の朽ちた根っこが残されていた。消えかけた案内板を読むと「黒龍王杉」とも呼ばれて、この山の御神木として崇められていたそうである。回りのまだ小さな杉は、この木から落ちた種から生…

龍王社

坂を下ると整備された台地に龍王社が建っていた…その前には護摩壇があり、時に護摩が焚かれているようだ。左の柵の向こうには、名物のカツラなどの苗木が大切に育てられていた。 そして更に下を見ると、小さな龍神の社が祀られていて、ここが谷の源頭であり…

宝篋印塔

庫裏を過ぎて更に山に分け入る…小さな峠に八大龍王堂(これは新しい建物だ)と宝篋印塔(ほうきょういんとう)が建っていた。古来は呪術的な要素があったようだが、実際には墓塔もしくは供養塔として建てられている。由来書きはやはり湿気にやられて判然とし…

岩間寺庫裏

龍王社の軒下から本堂を眺める…このように湿気でやられた壁などを、あり合わせの板や樋で修復している。奥の不動堂より痛みは大きそうだ。 本堂の横は庫裏(僧の居宅)だが、裏門付近を見ると、不自然なぐらい頑丈な鉄筋コンクリートの塀と門柱である=おそ…

龍王拝殿

本堂から不動堂への渡り廊下から池を見る。山からの湧き水で作られた岩間寺の中心をなす池である。むこうに見えるのが改修中の大師堂で葺き替えられた屋根の銅板が光っていた。 本堂近くに二体の龍王と一体の九臂の弁財天が祀られている護法龍王拝殿がある。…

賓頭廬さん

賓頭廬(びんづる)尊者の像が本堂脇に座っていて、ここでも信徒に撫でられてピカピカである。やはり頭と膝が特に多くなでられているようだ…その横にはちょっとした売り場にお札やお守りに混じって「霊水」を売っていた。水神を祀り、下流域への水の源頭に存…

本堂へ

このところカメラ・レンズのテストのため旅の写真はすっかり手薄になった=秋からの撮影・取材シーズンに備えて試験して「今年のメイン機材」を模索せねばならなかったからである。 「デジタルカメラ・レポート」 さて岩間寺の続き…境内へ入ると左に改装中の…