賓頭廬さん

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賓頭廬(びんづる)尊者の像が本堂脇に座っていて、ここでも信徒に撫でられてピカピカである。やはり頭と膝が特に多くなでられているようだ…その横にはちょっとした売り場にお札やお守りに混じって「霊水」を売っていた。水神を祀り、下流域への水の源頭に存する当寺では湧き水は飲用というだけではなく特別な意味を持っているのである。堂宇の壁は湿気にやられてありあわせの材木やベニヤ板で補修している。なんとかしないといけないだろう。

賓頭廬さんの横から回廊が延びて隣の不動堂へつながっている…回廊側から内陣が見えていて、正面から見るのと違った趣があり、とても良い雰囲気である=奥に観音菩薩の前立ち像があり、更に奥に秘仏の千手観音("雷除け観音""汗かき観音""厄除け観音""ぼけ封じ観音"とも呼ばれている)が安置されている。

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