2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

大晦日

今日も雪はなく晴れた。やはり今年最後の最後のフィールドワークへ夕刻になって出かけた。場所はごく近所の稲植神社である…氏子達が正月の飾り付けに大忙しであった。昨今の風潮とは違って、ここでは観光とは無縁だが、お祭りごとは年々盛んになっている。来…

流れ橋

今日は天気予報で「荒れる」かも知れないとのことで、家で片づけでもしようかと思っていた。確かに午前中は雨やミゾレが降る天気だったが午後は北風が強いもののよく晴れてきた…そこで比較的近い(車で30分)八幡市と久御山町の木津川に架かる、時代劇の撮…

神社の森

神社の森は深くて本殿の裏へ回っても屋根しか見えないし、塀に近寄ることすら難しい。 深い森も昔の遊歩道を歩くと、木の間に新興住宅地が三方に迫っており(もう一方は煤谷川)、以前は田圃だったところの景観の保全は町もできなかったようだ。なんとなく荒…

春日神社拝殿

境内に入ると拝殿の鈴を鳴らす綱はたくしあげられていて(COVID-19対策)鳴らすことは叶わない。境内の森は深い…散策路や東屋もあり、一時は人の往来を促進していた風はあるが、現在は草木が繁茂して散歩する雰囲気ではない。 そしてガッチリと施錠されてい…

春日神社

今日は午後の2時間、近在の下狛付近を探索した。まずは我が町の中学校…周りは田圃ばかりで人の姿はまったく見えない。田舎生まれ育ちの私には落ち着ける風景なのである。 そしてなんと国指定の重要文化財の本殿を擁する春日神社へ到った。我が町にこんなも…

奉納写真

天津神社拝殿...架橋の時に新しく(おそらく補助が出て)建て替えられたようで拝殿は三面ガラス張りの新しい建屋である。奥の本殿への窓もガラスで床も磨き込まれている。 瀬戸大橋 拝殿には数枚の絵馬などが掛けられていて、目に付いたのが橋を架けた工事業…

天津神社

尾根上の舗装路を行く…この道は島民・路線パス専用インターから集落内まで伸びている新道である。島の最高点付近を見上げると、携帯電話や地デジなどのアンテナ群がある。階段の途中までは古く、元は別の施設か家が建っていたようだ。ここは利用されているが…

バス停「与島小学校前」

小学校の裏山に山頂があり、そこは両地区共有の墓地である。この島では両墓制が最近まで守られており、ここは「参り墓」である(両墓制については後述)。小さな観音堂があり、そこに墓の掃除道具やトイレまであり、観音像の前の座敷は両地区の交流の場にも…

二宮金次郎像

校庭の隅にいくつかの碑と共に二宮金次郎の像が残されている(4回の訪島で3回目の対面=やはり掃除はされている)。今回は裏門から入ったが、向こうが学校の旧正門、今や崩れそうになっている。門の向こうの屋根は隣の集落の最上部である。 廃校の窓ガラス…

小学校跡

与島に戻る。 丘の頂上部に着くと、一気に見晴らしが良くなる…まず目に飛び込んでくるのが小学校跡(廃校/確か幼稚園も併設していたはず)である。丘の左右の地区から等距離で上がってこられるように立地している。建物は特に活用されていないようだが、校庭…

金胎寺住職

金胎寺山門、向こうが寺務所・庫裏・現在の本堂や観音堂が並んでいる。本来の伽藍は更に背後の山道を登ったところにあり、行場道は寺務所の左側を進む。 以前にも冬に来たが、寺務所横の休憩所ではその時と同じくストーブ(これは大型になった)が焚かれた暖…

Canon 5D-II

EF20-35mm F2.8L -1989 EOS-1 -1989 EOS 5D Mark II -2008 今日は天気が悪かったので、いにしえのボディ&レンズを引っ張り出した。懐かしい初代のCanon EOS-1(1989年販売開始)と同じ年に発売されたフィルム時代のLレンズ/Canon EF20-35mm/F2.8Lと、ついに…

鷲峰山金胎寺

今日は友人達と共に寒い(気温6℃)鷲峰山金胎寺へ行った…春にも訪問したが冬もまた良い。暖かいストーブの焚かれた寺務所で住職から貴重な話を聞けた。そして今回は前回行けなかった行場を見るためでもある。本堂のある場所から檜林の中を30分ほど歩くと…

青い屋根瓦

坂を上っていくと、やはり道の両側は密林が迫ってくる…しかし向こうに人家が見えてきた。道も人が通るために雑草は刈り払われている。 そして真新しく葺かれた青い瓦屋根の家が丘の頂上近くに建っていた。洗濯物が干してあり間違いなく生活の場がある。 望遠…

丘を越えて

過去の踏査では海沿いに歩いたので、今回は目の前の丘を越えることにした。井戸から少し登った場所に人の住む民家があり、サザンカの花が散り、地面に花が咲いたようになっていた。洗濯物・オートバイ・電動スクーターや自転車、このような生活の香りが良い…

井戸端

密林を5分ばかり歩くと集落が見えてくる。島の西側にふたつの集落があり、正面の南北に走る丘が境となって、手前の塩浜地区と丘の向こう(いずれも海に面している)南東岸の浦城地区である。丘の上の建物は廃校となった小学校である。 小径を下りきると塩浜…

島民用の小径

「島民方面」への小径を進むとすぐに密林に囲まれる。フェンスがあるが、なくても山に入ることは不可能である。左にトンネルが見えるが、上には元の別の遊歩道が通っている(現在は通行禁止)。ここをくぐると村の領域に入る。 上を見上げると瀬戸大橋が真下…

与島PA

京都から高速道路で3時間ほどで、瀬戸大橋橋梁下の与島PAに着く(新名神のおかげで早くなったものだ)。この島には島民と路線バス専用のインターがあるがその他の人は入れない。PAと集落はフェンスと高い植裁で区切られているのである。 しかしPAの南…

塩飽の海へ

土日で塩飽諸島へ撮影旅行…1日目は塩飽最東端の与島へ、2日目は最西端の粟島/志々島だった。詳しくは明日以降書くとして、そろそろ仕上げの時期なので(瀬戸内は12-3年通っている)今までで印象に残った島を再訪・再々訪して更に深部(変わったところ…

めやみ観音

さてお話しのあと、本尊への参拝も終えて境内の隅を見ると「めやみ観音」が安置されていた。江戸時代のものらしくそれほど古い訳ではないが、眼病封じで有名な長岡の柳谷観音の分身とされていて、その信仰は厚い…柳谷観音は、ここから木津川を下り、八幡の三…

西音寺住職

本堂に入ると、まさに午後のお務めの読経の最中であった。手前が前住職、剃髪はしていないが読経しているのが現住職。 無礼にも思わず「こちらは尼寺ですか」と尋ねたところ、現住職は、前々住職が早世したので、偶然そうなったのですとのお話しであった。つ…

西音寺の尼僧

私が近づくと、元住職の老尼僧が山門の垣を外して、大歓迎で中へ導いてくれた。八十一歳、住職を引退して次世代に引き継いだとのことである。自転車の子供達のひとりが、この寺の孫で、寺も遊び場のひとつらしい…おばあちゃん曰く「孫が将来の仕事を聞かれた…

FUJIFILM XC15-45mm/F3.5-5.6PZ

また脱線…FUJIFILM XC15-45mm/F3.5-5.6PZのテストだ。似たような構造・仕様のSONY E16-50mmF3.5-5.6PZと比べると格段に良い(まぁボディやエンジンの違いもあるが…)。撮影はすべてアスティアモード=これが最も気に入っている。レンズ前面と鏡胴の隙間に白…

西音寺

更に集落内を北へ南へと歩く。前にも来た西音寺を再訪…前回は不在だった。街道から少し東へ入る。この真新しい手作り看板一枚でずっとフレンドリーな雰囲気となる。 西音寺が見えてくる…と背後から公民館で遊んでいた子供の一団がお寺に入っていくではないか…

春日神社

車を置いて村中を歩く…やはりこの地区でも廃屋が目立つ。公園で遊ぶ子供達以外の人影は極端に少ない。向こうに見える森は村社:春日神社の鎮守の森だ。 村社としては規模は大きいし、それなりに片づいた境内である。が、神社の駐車場は閉じられていて、地区…

町の掲示板

バス停のある建物を横から見る…右が旧街道で真っ直ぐ歩けば上狛へ行く。現在は使っていそうもないが、建物は漆喰壁のかなり立派な農作物の倉庫だったようだ。私の住む町にも各地区ごとに何棟もあるが、ここに農産物を集めて、最寄りの駅に運んだのであろう。…

公民館

以前にも紹介した北河原の公民館である。右端に水害碑がある。ちょつとした広場となっていて左に児童公園や地蔵堂がある。地元の子供の遊び場(子供は少ないが)となっている。田舎では寺や神社以外には遊び場が比較的少ない=昔のように野原や山を走り回ると…

水害の碑

旧山城町北河原地区へ就く…木津川支流の天井川:鳴子川を遡った。現在は渇水期で水はほとんど流れていないが、大雨が降って、もし破堤すれば川よりかなり低い家々の一階部は完全に水没する。 昭和28年の氾濫で大きな被害をこうむった北河原地区の公民館前…

冬カメラ

今年はコロナ禍や自身の怪我もあって撮影にも大きな支障をきたした。そのなかで近隣を毎週、そして色々なカメラを試してきた。11月から本格的に旅を再開したが、半年に及ぶ渉猟を通じて、これから3月末までの主力カメラはCanon RPにすることにした。本当…

一休禅師墓所

ふたたび一休寺に戻る…ここは山門を入ってすぐの場所、すでに紅葉の盛りは過ぎていたが、木によってはまだ楽しめるものもある。突き当たりの白い看板の場所が拝観料を納める小屋である。 境内に入るとすぐに菊の紋の透かしが入った扉が目にはいる。これが一…