Canon 5D-II

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EF20-35mm F2.8L -1989

EOS-1 -1989

EOS 5D Mark II -2008

今日は天気が悪かったので、いにしえのボディ&レンズを引っ張り出した。懐かしい初代のCanon EOS-1(1989年販売開始)と同じ年に発売されたフィルム時代のLレンズ/Canon EF20-35mm/F2.8Lと、ついにプロ用としてNikonを押さえ込んだCanon 5D-IIである(異論はあるだろうが…)。Canon 5D-IIはまだ熟成されていなく、IIIと比べるとAWBや評価測光が不安定で高感度も弱い。そしてUIもまだまだで、Fnボタンなどが普及する前のためによく使う機能を割りあてられず、場合によってメニューの奥まで入らなければならないこともある。それでも癖や条件を整えてやると今のカメラとそれほど変わらない像を生み出す。レンズは(特にLレンズ)もうこの時代に完成域に入っていてズーム比や最短撮影距離では及ばないが画質という点では現行レンズと比較してごく周辺部を除いて大きな問題を感じない。

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上下ともに曇り空の夕暮れ時、絞りF3.5・最短撮影距離の0.5mで撮影したものである。当然にちゃんと写る…このような条件の時AWBデフォルトでは過剰に補正してしまい、暖色系に振れるため色温度を微調整(青+2)したのだが、それがメニューの奥深くしないとできないのである。

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私の持っているCanonボディでは最も安価な6Dが扱いやすく、確実・敏速に写せる(軽さも魅力)。