Canon 5D-IV

Canon 6D-IIに次いで(結果が良かった)「最後の一眼レフ」である、Canon 5D-IVを導入…最後までNikon D780と迷った。いずれも過去のFF一眼レフデジタルカメラの成果を集大成させたカメラであり、もうその後がないために迷ったのである(2台ともと言う人もいるが、「最後」と言うからには絞らなければならない)。ともあれ第一報を書くことにした。印象はCanon 6D-IIの時と同様、ひとつ前の機種Canon 5D-IIIに比して少しコストダウンしたかな?という触感である。もちろんセンサーやエンジンは改良され写りは良くなっただろうが、持って試写した感覚がそうなのである。レンズはたまたま保管庫の前側にあったCanon EF24-105mmF3.5-5.6だ。

夕刻、例によって玄関前を近接撮影(F5.6)…陰ってしまっているのでよく分からないが、Canon 6D-IIより少し上等な解像である=約3000万画素、これぐらいが限界だろう。値落ちしたCanon 5Dsでもとも思ったが一世代前だし、印刷を前提とした場合5000万画素はまったく不要で(ぶれるし高感度が弱い)その考えはすぐにうち消した。

まだ日の当たる庭のナンテンの高木を撮る(F8)ぐっと精密となる。AWBも問題ない。

上の切り出し、レンズもLではないが問題はない。かなり良い描写であり、周辺までちゃんと画質を維持している。

 

玄関前での逆光撮影(F6.3)…太陽は右隅に入っている。レンズもボディもよく耐えている。画質はデフォルトだが6Dや5D-IIIより硬い描写だと感じる。

また切り出し…逆光の影の部分としてはそうとう硬質な絵造りになっている。これを頭に入れて今後セットアップしていこう。サイレントシャッター(静音モード)がCanon 6Dなどより賑やかになったような気がする。筆者は民俗写真家なので、現場で撮影するときは、一眼レフでは連写の必要な時以外は静音モードで撮ることになっている(Nikonの場合は恥ずかしながら最近発見したQモード)。

global.canon