今日は新緑を求めて近在の浄瑠璃寺を訪れた(今年3回目)。花の季節は終わりに近く、予想通り寺域は緑に輝いていた。
国宝:三重塔…新緑に囲まれて建っている。しかし本当の色は出ていない=AWBが黄緑の空気をかえって押さえてしまうようだ。入山料は要らないため、この境内とそれとなく造られた庭園(藤原時代に始まると書いてあった)は私にとっては春夏秋冬の良い散歩道となっている。
シオン系統の野草、これなども自然のままを残した庭園の一部をなしている。飛んできた種から発芽した植物も刈らずに残す…もちろん庭師が入って適当に手入れはしている。そうしないとたちまち山野草に埋もれてしまうことだろう。しかし池の周りの小径を歩けば自然の山野を歩いている風情を感じることができる。今はモチツツジがそここに咲いていた。
今日はCanon 6D-II+Canon EF24-105mmF4Lである。やはり重い…これなら単焦点のワイド24mmと中望遠レンズ100mmを1本持つ方が良いかも知れない。このレンズも2005年にリリースされたデジタルカメラ用としては早期のレンズとなった(ただしまだカタログにはある)。CanonのLレンズは画質のことだけではなく(画質は非Lとさして変わらないように思う)、フィルム時代から頑丈そのものである(したがって沈胴スタイルはとらない)。FDレンズ時代からLレンズを主に使ってきたのもそういう理由である。