Canon EF20-35mm/F3.5-4.5

EF20-35mm F3.5-4.5 USM

f:id:xnagy:20200607182743j:plain

勢いでCanon EF20-35mm/F3.5-4.5(1993年発売/フィルム時代のEOSレンズ)という名レンズを購入(8600円)...単焦点レンズを凌ぐ成績をあげたFD20-35mmF3.5の流れを引く=筆者はその前身モデル、FD24-35mmF3.5(研磨アスフェリカル)を使用=本当に単焦点レンズより良かった…おそらく生涯で一番多く使ったレンズ=撮影枚数ではなく期間。
簡単テストでは筆者の持つCanon EF17-40mm/F4Lよりは少し遠景の解像力に劣るが、一般論としてはAFも含めて何ら問題がない。20mm側ではF5.6で良好となり、その代わり絞っても大きくは解像力は上がらない、いつものCanonのパターンである。反対に35mmでは像が緩めで、絞るほどに良くなる(F5.6~F11)ようである。もうひとつの旧レンズ:Canon EF24-85mmF3.5-4.5に比べても周辺の崩れは小さい(中心は劣後)。 Nikonに比べてCanonは早くから電子マウントとしていたために古いレンズもNikonのような制約がない…レンズの種類も少ないし、価格も少し高くなる。オススメはCanon EF24-85mmF3.5-4.5とこのレンズだ。
このレンズの弱点はどのレンズも軽い曇りが出ることだ。撮影結果に影響の出ない範囲の個体を探さねばならない…逆に曇りがないレンズは要注意(再研磨の可能性有り)。厳密にはレンズ表面の曇りではなくレンズ接着面の(構成図を見ると一面だけ接着している)おそらく接着剤(すでにバルサムではない)の経年変化だろう…曇りを拡大してみると極小の泡のような感じ。この個体は問題ない範囲だった。

f:id:xnagy:20200607182801j:plain

逆光性能(写真は22mm・F8)については、現在のレンズと比べると賑やかなゴーストが出るし、太陽の角度によってはフレアも盛大に発生する…しかし幾度か書いてきたように、私は逆光の時にはあまりスッキリと抜けるより、画像を損なうようなモノは別にして、適度なゴーストはむしろ逆光感(造語)があって好ましいと感じている。このレンズはその意味で合格と言えよう。

f:id:xnagy:20200607182823j:plain

Canon EF17-40mm/F4Lと大きさの比較(口径は同じ77mm)…焦点距離が違うとは言え、サイズや質量の差は歴然としている...これはフィールドワークでは決定的な差で、Nikonでも試したように多少の画質の差はフルフレームフォーマットの強みでカバーして、小型軽量を選ぶことになるかも知れない。あとはフィールドでの実写の結果だ…水曜にこれを持って岩船寺へ行こう(まだ郡内を探索中)。