友人の要請でテスト…FUJIFILM X-Pro2+FUJIFILM XF16-80mmF4WR。
完全な曇り/ISO200/AWB/アスティアモード…それ以外はデフォルト。
そうとうの曇り空だったためコントラストは低いし、色味も地味だが、絞り開放から充分使える画質だ。ここは一段絞ってF5.6とした…これで周辺までキチンと解像している。今やイメージサークルが小さいと(APS-C)頗る容易に高画質を得られるようだ=FFカメラを常用している筆者としては考えさせられる結果で、私の仕事の範囲ではダイナミックレンジが広い以外にFFカメラのメリットはないようにさえ思われる。もちろんFUJIFILMのこの組み合わせはかなり大きく重い(X-T系なら更に重くなる)。
上の写真の中央部切り出し…コントラストが低い中、分離の難しい木の葉や枝もスッキリ写っている。そして周辺まで概ね良い画像と言える。
こちらは望遠端の絞り開放F4で撮影したもので、これも曇り空を差し引けば、破綻無く隅まで写っている。
上の写真の中央部切り出し…ピントは電信柱の来ているが、背景の家々も深度に入っている。晴れれば森の木々も分離解像するだろう。