OLYMPUS E-30 ZUIKO 12-60mm/F2.8-4

今日はかなり厚い雲の曇り空で簡単テスト(やはり趣旨は4/3一眼レフの試用)だ。レンズは発売当時11万円もしていた高級レンズである。

AFは速くて確実、曇っているがボディのAWBは今の機械ほどではないとしても、まず健闘しているだろう。12mmF5.6撮影、キットズームのZUIKO 14-42mmF3.5-5.6などより一段上の描写力だ(絞り開放ならF2.8)。この条件でもコントラストは良くて、下の切り出し画像を見てもそれが分かる。F2.8開放でも周辺まで実用範囲で、絞っても大きな変化はない。

60mm絞り開放F4での無限遠撮影、曇っていてもわっとしているが、こちらも開放から全体に良いピントと言える。下はやはり切り出し、十分だろう…F8程度に絞れば更に良くなるし、4/3の小フォーマット特有の望遠パンフォーカスが望める。いずれにしてもワイドから望遠まで(24-120mm画角)良好なレンズである。