Canon EF35-135mm/F4-5.6

EF35-135mm F4-5.6 USM - キヤノンカメラミュージアム

昨日の雨上がりの曇り日で、また古式(1990)のレンズをテストした。当時としては高倍率/リアフォーカスの高級ズームである。30年前のレンズとは思えない外見とレンズの美しさで、これも大切に取り扱われたことが分かる(4000円)。本日、好天でのテストもあるが、それはまた次回。

中距離撮影…35mm/AWB/ISO100/6D、絞り開放F4では周辺が心もとないのでF5.6とした。全体に良く写っている。下は中央部切り出しだが、天候のこともあるが、シャープ感はない代わり、ボケた印象もない。実用的には問題なし。

更に上の画像の右下端を切り出す。甘さはあるもののちゃんと解像している。晴れれば更に良くなるだろう。

 

こちらは近距離撮影/F5.6/1m、ここでも写りは素直で無難である。切り出しても同じ結論だ。35mmとなるとF5.6でも案外ピントは薄い。ボケ味も良好だろう。

 

135mm/F5.6開放、曇っているので湿度のために、もわっとしているが、これもまずまずだ。真ん中を切り出しても、それほど良くない代わり実用性としては問題ない。周辺光量がワイド側と違ってやや落ちるが絞りを1段絞れば緩和される。