SAMYANG AF35mm/F2.8

また脱線…出入りの店からの案内で「棚ズレ商品」(要するに外箱に傷がある)を購入、新品ながらそれだけで25,000円となる(.comでは35,000円前後)。今は在庫を持ちたくないのだろう。次の輸入では円安が進み、間違いなく価格は上がる。外見はパンケーキタイプで、前のフードを取ると赤い線のあたりが先端となる。フード前には40.5mmのフィルターが付く。軽くて薄い。

絞り開放F2.8/ISO100/薄晴れ(造語)/AWB…ピントはごく周辺が怪しいがF4で解消され、F5.6-F8で更に良くなる。F11でピントのエッヂが丸くなってくる。推奨はF4-F8と言うことになる…開放でも画面の90%は問題なく使えるし、周辺減光も最低限だ。

上を切り出した…まず問題はないだろう。

 

絞り開放F2.8、無限遠撮影…下は切り出し画像、これもワイドレンズとしては上々だと思う。

 

近接1m/F5.6撮影、こちらは家の蔭になるので、少しコントラストが下がる。近接もまず問題ないだろう。35mmF5.6でもフルフレームとなると案外背景はボケる。 切り出してもよく分からないが、ピントは来ている。

 

日が出てきたので逆光テスト(F11)まったく問題なしだ。24mmではやや逆光には弱かったが間違いなく改良されている。光路を絞ったフードがいいのだろうか。

バヨネットフードを取るとこんな感じ…純正のZeiss sonnar35mmF2.8とまったく同じ構造である。フィルター径まで同じで、内径は49mmにフード径は40.5mmである。レンズはZeiss sonnar35mmF2.8コピーではない。画質についての比較は簡単には言えない、Zeiss sonnar35mmF2.8は10年以上前の設計なのでどんなものだろうか?