また次の組み合わせ…Leica M10+elmarit28mmF2.8ASPHだ。何度も書くように以前のテストによる「相性」の問題からボディ・レンズの組み合わせが変わるのが面白い。ボディの操作感は流石にM10、これが一番だ。
ISO200/F5.6/AWB/70cm程度…やはり同じ絞りでもボケ方が違う(赤ズマロンはF8ぐらいの感じがする)。画像は硬く締まっており、それでいてダイナミックレンジはM240より更に広がっている。AWBも最もまとまったように思われる。
ただし中央部を切り出すと、確かにピントはしっかり来ているにしても、立体感という点ではelmarit28mmF2.8 3rd/2nd/赤ズマロンより劣後しているように感じられる…ピントを追求すれば平板になるのか、ピントの外れた部分の像の崩れが立体感を感じさせるのか、少しのヒントを得た。
次は逆光、これは「最新」を感じさせる絵で、ほとんど破綻を見せない。太陽は左の屋根の上あたり、屋根に少しフレアが出ている。
一般的な撮影では、やはりこの組み合わせが良さそうである。しかし撮り込むと他のelmarit28mmF2.8やLeica M9などの味が分かってくる…やめられないLeica探索♪