Leica M Monochrome 220 / minolta G-ROKKOR28mmF3.5L

前回と似たような組み合わせだが、これもフィルム時代に愛用したレンズである。どのデジタルLeicaボディでも、周辺のマゼンタドリフトが起こるのでカラーでは使えないが(ソフトで補正は可能だが面倒だ)モノクロなら使えるため、Leica M Monochromeでは常用としてきた。ただし例のセンサー交換で周辺光量の落ち方が大きくなって、しばらく使っていなかったのを取りだしてまたテストしてみた。

こんなにレンズ後端が突出している。RICOH GR28mmF2.8Lと異なりアルミ製(仕上げは非常に良い)で軽く、絞りF5.6半以上は画質が落ちるという個性的なレンズなのである。レンズフードは奥目レンズなので不必要だ。

ポジションはelmarit24mmF2.8/ASPHが良さそうである。elmarit28mmF2.8ASPHではもっと周辺光量が落ちる。

切り出し…極めてシャープ、elmarit28mmF2.8ASPHやRICOH GR28mmF2.8Lとも渡り合える性能だ。F3.5-5.6ならこちらが上だろう。少し癖のあるレンズとして純正28mmやCS28mmと共に使って行けそうである。