Voigtlander ULTRON28mmF2-ASPH

Voigtlander ULTRON28mmF2-ASPH

f:id:xnagy:20220119192029j:plain

今度はVoigtlander ULTRON28mmF2-ASPHだ(ボディはやはり古いLeica M-E 220)。39mm径でF2/28mmとしては、過去のコシナの28mmF1.9/F2/Zeiss Biogon 28mmF2.8ZMと比べてもだいぶコンパクトに出来ている(新種ガラスの投入)。仕上げもLeicaレンズより良いぐらいで、デザインが昔風で好まないが、使いやすくセッティングがなされていて使用感は良好だ。

f:id:xnagy:20220119192047j:plain

絞り開放F2...曇っているが良く周辺まで写っている。色シェードの都合で周辺が青っぽい=晴れたらどうか?・設定は28mm/4thだ。少しボディ設定や別ボディ(とりあえずLeica M Typ262)を試したい。

中央部の切り出し、まず絞り開放としては(そして曇り日としては)良い方だろう。Voigtlander CS28mmF3.5がLeica ME(CCD)には一番合っているのだが、このレンズは似た大きさで、絞り1.5段明るいため(そしてCCD Leicaは感度を上げられない)あんがい実用になるかも知れない。もちろん絞ればF5.6あたりでぐっとシャープになるが、このレンズの良さは明るくて、開放でも実用的な範囲であり、小型で使いやすいのがポイントなのである。Voigtlander ULTRON28mmF1.9も良い味を出すが、なにしろレンズが大きいので持ち運びにはこちらになるだろう。

f:id:xnagy:20220119192111j:plain

最短撮影距離1m/絞り開放/AWB(LED+窓からの外光)...ピントはカメラのFUJIFILM GFX50Rに合わせた。やはりピントは薄くて28mmとして、まずは良いボケ味だろう。

f:id:xnagy:20220119192127j:plain