参り墓

 

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紫雲山極楽寺への急階段を登って、山の頂上を平たく削ったような境内に到着、檀家寺らしく観光的な色彩はほとんどない(賽銭箱すらない)。しかし住職や檀家の力で非常に良く整頓されている。少し日影で休んで、本堂と鐘突堂の間を抜けて「参り墓」へ行く。

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以前にも紹介した参り墓群である。すべて「○○家」の墓である。ここは高台の一等地なので三方が見渡せる…眼下にさっき見た旧旅籠、遠くの丘が新興の登美ヶ丘駅と周辺の宅地=この近辺は規制をかけて山の尾根部を避けて谷筋に開発許可を出しているために(高さ制限もある)、本当は見えていない住宅地がたくさんある。そして一番奥が生駒山

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本堂の裏まで墓石が並ぶ。こちらは比較的新しいものばかりだ。下の写真のとおり本堂裏だけが竹林に覆われている。それが風にサワサワと揺れていて気持ちが清かになるようだ。