専光寺

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今日は実地の撮影とリハビリの続きを兼ねて、我が町の西の外れの町で一番高い場所にある(標高はたいしたことはない)真宗「専光寺」に詣った…偶然にも町の教育委員会か何かの文化財調査が入っていた。山奥の寺だが檀家がしっかりしているらしく無住ではなく、本堂もしっかりしている。崖の上に建っているために境内は狭く、本堂と庫裏、鐘突堂以外はない。裏山を越えると隣町である。

本堂前から町を俯瞰する。遠くに町の中心部が見えている。この地区は古くは硯石の産地で、田畑が少なく林業もしていないにも関わらず、比較的大きな屋敷が多い…これらの家々の間を軽自動車がなんとか通れる広さの道が網の目ように交差する。山は低いが尾根が幾筋も走り複雑な地形である。長く住んでいるが未だに道に迷うぐらいである。遠くの山は和束から信楽への山塊、その麓は木津川の大氾濫原である。f:id:xnagy:20200601201059j:plain

怪我をして1週目、2週目はCanon G1X-2(ラージコンパクトカメラ)、3週目はCanon RP(FFミラーレス)、4週目はようやく一眼レフに辿りついた…もうどのカメラでも扱えるまでに快復したことになる。40年程の間に3回怪我をした(病気はない)が、すべてカメラを持って3-4時間歩きながら写し、人達の話を聞く…これが満足にできるかどうかが快復の基準で、整形のドクターの意見も話半分にしか聞かず(私の基準からすると少し緩いと感じる)自分の方法でリハビリをしてきた。

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さて実際に使ってみるとNIKKOR 24-50mm/F3.3-4.5Dはズーム比が小さく設計に無理がないからか、画質もAF速も現行品と遜色はない(例えばNIKKOR 24-85mmF4-5.6G)。絞りは24mmでF5にはしたい=周辺部の締まりのため。現行品と比べた小さな問題点は、コントラストがやや低いことと、AEが0.3段暗くなることだ…いずれもボディ設定やデータ処理で対処できる範囲なので気にするほどではない。