歌姫街道へ

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今日は天気が良いだけでなく適当な風が吹いていて、相楽神社から南へ折れて、奈良へ向かう古い街道「歌姫街道」へ行ってみた。今はずいぶん拓けたが、40年前は見渡す限り田圃だった。道も広くなり、元あった県境の祠(以前ここで休憩した記憶あり)のあたりに標柱が立っていた…大正八年と記載があるが、どうみても新しく、古いものを復元したように思われる。

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標柱から東を見る。この角度で見ると昔の雰囲気が蘇ってくる…高速道路の高架と右の丘陵上に大団地ができて、ここ以外はまったく変わってしまった。

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そして添御縣坐神社(通称:歌姫神社)から歌姫町集落に入ると、とたんに古道の雰囲気に戻る(道は離合ができない場所もある)。懐かしい…40数年前にこの近くに3年ばかり住んでいたのである。現在の自宅から30分以内に着くのだが、なかなか気詰まりで近づけなくて(特別な理由はない)、引っ越してから40年以上経っても今回で3度目の訪問にすぎない。

【歌姫の里】

今日はNikon D750+NIKKOR 18-35mm/F3.5-4.5Dである。使用試験で、FF一眼レフボディの中では、要素がたくさんあって今は記しがたいがCanon 6DとNikon D750が使いやすいと感じている。4月の「宣言」+手の怪我から近くへの旅が始まって、軽いミラーレス、軽い4/3一眼レフと来て、このところFF一眼レフに試用(もちろん全体もキチンと撮っている)はシフトしてきている。

f:id:xnagy:20201024190816j:plainこのレンズは他の同時代レンズと比べてコーティングが大きく違って見える…もちろんマルチコートなのだが青味が勝っているのである。写りは現行18-35mm/F3.5-4.5Gレンズと比べて繊細さには欠けるが、描写が硬くて個性的である(筆者はこちらが好み)。