北稲八間へ

友人が来りて近所への散策をした。今回はNikon Zf+Nikkor Z 28mmF2.8SEとレンズを替えてみた。フードはNIKKOR 28mmF2.8D用のものだ。

北稲八間の集会所と集荷場跡のイチョウの古木が奇麗に黄葉し、すでに散り始めていた。

旧街道の追分である。地区の人以外には歩いていない。もう現在の街道が右の方の田圃の中に通っていて、外の人はそちらを通る。

街道の曲がり角の更地は相変わらずそのままだ...草刈りだけはなされている。

阿弥陀寺に向かう。すっかり柿の木の葉は落ちて、熟した柿の実だけがたくさんぶら下がっていた...もう収穫はしないのだろうか。

太陽山阿弥陀寺本堂...前と同じじゃないかと言われそうだが、前は真夏、今回は晩秋、同じではない。

鐘撞堂から高度の下がった太陽を入れてみる...Nikkor Z 28mmF2.8SEも26mmと同じような結果である。光芒が少し派手になるぐらいだろう。

鶏供養の碑にも(周りの五輪塔や石仏などにも)生花が供えられていた。ボケ味も良好だ。

寺の裏側へ歩くと農機具小屋があり、栽培されていた花が野生化して可憐な花を咲かせていた。草花も種を残す最後のチャンスの季節となった。 Nikon Zfはこのようなシーンで今までのNikonを凌駕するようだ。

そして裏山を見ると林の向こうに重機が入って造成工事をしていた。やはりここもミニ開発がなされているのである。

もう一ヶ所、武内神社にも寄って、これで約1時間の近所散歩を終えた。 Nikon Zfの実力は曇った日でも確かであった。Nikkor Z 28mmF2.8SEも26mmの半額程度の価格にも関わらず良い結果が残せた。明日は播磨:一乗寺へ行くことになっている。26mmか28mm、どちらにするか悩ましいところだ。あとTTartisan 32mmF2.8Zもあるが寺は狭いので不適当だろう。画角5度ずつ刻んでいるが少しの差が撮影の快適さの差につながる。