去年10月、発表と同時に発注していたNIKKOR Z 24-120mmF4が発売日にやって来た。TTartisan 28mmF5.6のテスト画像をあとに回して、こちらの簡単テストを見てみよう。今日は少し霞がかかっていて不利な条件であった。AFは充分速いし無音に近い。
24mm…絞り開放F4/jpegで撮る。ボディはNikon Z6(おおむねデフォルト)まずは綺麗に難なく収まっている。被写界深度から僅かに外れているせいもあるが24mmとしては遠景に甘さがある。
上の切り出し画像…まずは良好、ここから1-2段絞るとずっと良くなる。口こみサイトで絶賛されているほどではない。
50mmで、絞りは開放F4...描写は軟らかめか?
やはり上の中央切り出し…少し甘めに感じる。全体にNIKKOR Z 24-70mmF4に比べるとシャープ感が足りないように感じられる...ただし条件が少し悪いので結論は出さない。24-50mm/24-70mm/24-120mmと3本も標準系ズームが揃った。このレンズを購入したのは沈胴レンズではないのが一番の理由である。実際は120mmはまったく不要な画角なのだが(と云いつつ使うだろう)沈胴レンズに一抹の不安を感じる(強度)のである。
120mmF4で…残念だが遠くは霞の影響でハッキリ写らない。次回の挑戦としよう。ボディの設定を確認したがノーマル設定の彩度にもかかわらず地味な発色となっている。
やはり上の部分切り出し…悪くはないがキリッと感が足りない。F8ぐらいにしたいところだ。しかし便利でレンズに安心感があるためZ6に付けぱなしになるだろう。その他のレンズ=NIKKOR Z 24-70mmF4/NIKKOR Z 14-30mmF4/NIKKOR Z 28mmF2.8 SE=はZ5で運用することとなる。
24mmF4で近接撮影…露出も合焦も問題ない。まずはボディ設定をこのレンズ用に少し調整することにしよう。