LUMIX GX8 G VARIO 12-32mmF3.5-5.6

久しぶりの更新=5月の連休明けから1ヶ月半、特別に忙しかった。6回にわたり民俗調査(撮影)を敢行したのである。狭い収蔵庫や屋敷の蔵などに潜り込み無理な姿勢での撮影であった。プレスリリースがまだなので撮影内容は出せないが、特殊な状況での撮影について記そう。暗い場所での撮影なのでストロボは必須で、しかも外付けの大きなものは使えない(狭い場所に入れない)ので、まずはストロボ内蔵のNikon D750+AF Nikkor 24-85mmF3.5-4.5Gで開始...内蔵ストロボはいいのだが、しゃがみこんでのファインダー撮影は不可能なのでLVに切り替え、腕を伸ばして撮影...三日間で腱鞘炎の症状が出た→重い・チルトモニターなので自由度が低い・レンズの被写界深度が低いetc...次は軽いCanon G1X-2(1.5incセンサー)にしたら、やはりチルトモニターなのとストロボがレンズ光軸上ではないため近接の際影が不自然に出る。そこでLUMIX GX8+G VARIO 12-32mmF3.5-5.6の登場となった。1.軽くて小型 2.バリアングルモニターのため縦横斜め、いずれも楽に撮れる 3.純正ストロボは外付けながらボディ給電の小型のもので(近接なので光量は必要ない)ほぼレンズ光軸上にある 4.レンズも小型軽量、被写界深度も深いため近接時に有利であるし、12-32mm(24-64mm画角)はこの手の撮影ではベスト ...と云うような訳で撮影後半は楽で確実なこととなった。m4/3のセンサーサイズは使わないと思っていたがまだまだ必要性があることと思った。レンズは少々チャチにできているので(撮影結果に支障はないが、沈胴ズームのリングにガタが出始めた)もう1本購入したのが下のブラックタイプである...これも先週、久米寺・岡寺・長弓寺で使ってみた(なんでもまずはテストである)。唯一の難点はボディハーフケースが純正であるにも関わらず、バッテリー交換時にケースに引っかかり蓋が開きにくかったことぐらいである(些細なことだが、これは慌てる...)。

私はたくさんのマウントのボディ・レンズを持っているが、使う過程で性能や使い勝手で、ある撮影状況の専用にしているものが多くある。読者の皆さんも考えて欲しい。