Voigtlander CS 35mmF2.5 PII

さっそくVoigtlander CS 35mmF2.5 PIIの簡単テスト...曇り/Leica M9/AWB/ISO160である。バヨネットの嵌合部が少し硬い(手作りに近いので個体差を感じる)。1本目はフード(純正はやや大きい)を付けて使用していたが、今回はパンケーキの気軽さを生かしてフードなしで運用することにした(逆光でのテストもする)。

曇っているのでコントラストは出ない。絞り開放では周辺がやや甘いが絞るにつれ良くなっていく。ここではF5.6、周辺までピントは来ている。

上の切り出し...曇り日としてはこんなものだろう。画面のどの部位でもF5.6で同じように写る。

こちらは1m撮影だが、今回は絞り開放F2.5での絵を掲出する。絞ればだんだん深度が深まるだけだ。ボケ味も35mmとなるとF2.5でも大事な要素となる=収差ボケも見られず、これなら上々と言えるだろう。

やはり上の切り出し...ピントの良さもあるが質感描写も良好で、例の距離計カムとヘリコイドの不整合も解消されていることが分かる。