Canon RF15-30mm /F4.5-6.3 IS

Canon:RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM

また寄り道となった…かねてより予約していたCanon RF15-30mm /F4.5-6.3 ISが発売日の昨晩やって来たのである。今日は曇ってはいるが簡単テストをしてみた。なおレンズフードEW-73Eはamazonで検索した限りでは未発で、試しにEF-S 10-18mmF4.5-5.6用のEW-73Cを取り付けてみたところケラれもなく、バヨネット爪も同じであるため問題なく使用できる…Canonのフードにはこのようなことは多くあり、画角と口径さえ合えば使えることが多い…例)筆者の持つEF24-70mmL/24-105mmL/24-105mmSTMはフード型式は全部異なり、形や大きさも少しずつ異なるが完全に互換する。ワイド側だけ厳密に作り、バヨネット爪を同じにすれば簡単なことである。違った型式にするのはむしろ望遠側をなるべく深くしたいためであろう。しかしCanonの見識と受け取っておこう。73Cなら社外品でいくらも出ている(価格は純正の1/3以下)ので早速発注した。フード・フィルター・バッテリー・アイピースなどは消耗品なのでブランドには問題がない限りこだわらない。

曇り/15mm/F5.6/ISO100/1m…フードのケラれもなく、周辺光量落ちも最小限で安心して使えそうだ。

切り出し…深度が深くてよく分からないが、拡大しても矛盾は見られない。ピントは薄くなるが開放F4.5でもまったく問題ない。

 

15mm/絞り開放F4.5/ISO100…中遠距離でも天気の悪さを考慮しなくても良く写っている。四隅は一段絞る方がよく、F8になると更に全体が良くなり、あとは絞っても変わらない。

上の切り出し…充分な画質だろう。普段使いではF5.6-8が多くなるためにパンフォーカス・全面ピントで使える。たぶん本来の画像では歪曲は大きいと思われるがボディ補正(ファームアップで1.6.0にはしておかないといけない)が完全に効いていて気になるようなことはない…EFレンズ・ボディでは歪曲が完全に取り切れていないことがあった。

 

30mm/絞り開放F6.3/ISO100…絞りが一段上がることも関係があるのだろうが、15mmより更に良い画質となった。絞ってもそれほど変わらない。

中帯部を切り出した。かなり良さそうなことが分かるだろう。これでRFレンズは、16mm/35mm/24-105mm/15-30mmと揃ったのでボディの選定を始めたいのだが(ボディ1台では不安)、Canon RP以外の機種はどうもしっくりこない(性能ではなく持ち心地)し、α7-IVを触ってみて、あれほどの機能は必要ないと感じてもいる(Canonの最新機種も同様だ)。軽量簡便なCanon RPが気に入っている筆者としてはRPを追加すべきか(ただし現在生産は中断している=R3/7/10の生産に重点をおいている)、いつになるか分からないRP後継機を待つか、夢である"kiss-R"を期待する日々である。