ZUIKO 8mmF3.5 fisheye

今日は昨日やって来た対角魚眼レンズのZUIKO 14-45mmF3.5-5.6のテスト撮影だ。レンズは大きくはないが大袈裟に重い。もちろんフルメタルで比較的大口径である。ボディはミドル機のOLYMPUS E-30+バッテリーグリップ(更に重さは増す)。

玄関前から…絞りはF5.6、最高画質は7-14mmや9-18mmに及ばないが、レンズの性質上絞り開放から全画面均質な写りで実用的に満足できるものだ。そして絞りを開けても絞っても画質の変化は少なく、F5.6あたりで撮っておけば安心できる。

逆光F9...太陽は左上に入っているが、ほとんど影響を受けていない。晴れていれば屋外の写真では画面に入ることが多いため当然の逆光対策措置であろう。

近接F10、真ん中の梅の花は30cmぐらいか…こんな極端な撮影の時は絞りをF4ぐらいに持っていけば背景は少しボケる。大口径の意味はそのあたりだろうか? OLYMPUSのm4/3用のボディキャップ魚眼レンズF8がオモチャっぽくも画質では健闘していたのも歪曲収差を取らなくてよいのが大きなことだったのだろう。

これは昨日、雨の夕刻に絞り開放で撮った写真、歪曲の是非はともかくとして良く写っている。もちろんAFは速くて正確であった。今まで記録性にこだわりがあり魚眼レンズは使ってこなかったが、たまにはこのようなレンズも面白いと思った次第である。