SONY α900の試し撮り

家の近辺でテストを繰り返して、ついに表に出ることにした。レンズは一番新しいKONICA MINOLTA AF17-35mmF2.8-4である…絞りはF5.6-8の間で撮っている。

近所の出作り小屋(何度も登場する)への30分の旅だ。持ち主も草刈りを去年はしていないようだ。画面周辺がケラれたように光量が落ちている=純正フードなのだが…バヨネットが緩いのでこの時回ってしまったのかも知れない。

草は茫々、今は草の群落が住み分けているが、更に放っておくと山に飲み込まれてしまう。裏は山と竹林だ。AWBは不安定な面もあるが夕刻の雰囲気は出ている。

草が生い茂っているので近づけず、良く刈られた反対側の道を歩く(隣の地主)。

元の庭に(鬼門の方角)植えられたナンテンも競争で上に伸びて、細いが背丈は屋根まで届いている。評価測光は今ひとつで、明るい方に引っぱられたり、暗い方に引っぱれたりだ…これはAF/AEを固定して何枚かとることだろう…もちろんPC内での調整はこのカメラの場合必須となる。

出作り小屋の裏から隣の田畠を見る…こちらは耕作を続けている。水路も丁寧に浚っている。

道路の向かいの農機具小屋に初めて行ってみた…こちらは河川敷の内側に建っており、長く使われていない廃屋である。現在は河川敷には許可無く建てられないが、その昔は構わなかった。もちろん河川敷内に田圃はある。法律は変わっても既得権はある程度認められているのである。当然一級河川なら取り壊しの対象となる。α900+KONICA MINOLTA AF17-35mmF2.8-4はこのような細かい草に強い。

日が陰って、空を見上げると飛行機雲が…自衛隊機と思われる。右の電線が我が町へ、鉄塔の電気は若狭や黒部から大阪へ送られる。α900はレンズ無しで長く放置されていたようで撮る度にミラーボックスの埃が舞い上がりセンサーに付く…すでに3回掃除した。ブロアで吹くのは逆効果で、根気よくPENTAXのペタペタ(O-ICK1)でクリーニングすることだ(たくさんのカメラの掃除をし続けているので、今や達人)。このカメラはAWBや測光に今のカメラと比べると劣るが、AFは負けていないし各機能も満足できるものである(例えはボディ内手振れ補正)。

追補…アトリエの天窓から射し込む光で、ゴースト実験をすると、真ん中に太陽があると、このような特徴的なゴーストが現れる。参考までに。