SONY A20mmF2.8

天気も良くなったのでSONY A20mmF2.8のテストをしてみた(α900のAWBは天気が良くないと△)。赤枠フィルターに意味はない=72mmMCガードフィルターで一番安かったので買っただけである。フィルターは消耗品なので何でも良い(ノンコートは不可)。

やはり絞り開放F2.8-4は中央は良いとしても周辺の崩れが大きく、全面が安定するのはF5.6だ(この写真もF5.6)。minolta時代と同じレンズと聞いているが、さすがに新しいレンズでヌケは良い。おそらくデジタル対応の若干の改良はなされているのだろう。

上の写真の切り出し…F5.6で20mmレンズでこれだけ写るのならまず合格である。周辺光量の落ちは開放からほぼないと言って良い。F4でも中央は同じぐらいのピントである。F8で更に少し良くなりF11ではエッヂが丸くなっていく。

約30cm(25cmまで近接可能)…これも問題なし。スーパーワイドマクロ撮影が可能となり、利用範囲は広い。

上の切り出し…F4で撮影した。F2.8でもこのような撮影の場合良いのだが、かなり近接しているためピントが薄すぎるので一段絞った。

この程度の逆光でも破綻はない。真正面に太陽を入れるとフレアも出てくるが、普通の逆光ならまず気にする必要はない。F8で撮影。今回のテストで現行のCanonNikonのレンズと同等の性能を発揮する(ボディは古いが)レンズと分かり、その他のminolta・KONICA MINOLTAレンズと同様に充分実用に耐えると感じた。