PENTAX SMC-BELLOWS TAKUMAR 100mmF4 の2

f:id:xnagy:20200808183158j:plain

このようにアダプター(頑丈)を持てば、ベローズの座金とボディの間に指が収まりボディ・レンズをホールドできる。そして右手でフォーカスと絞り調整をすると手持ちで撮影が可能だ。下はいずれも手持ち撮影。

f:id:xnagy:20200808183250j:plain

接写はさすがに難しい…ピント合わせはできるのだが、絞り開放からプリセット位置へ絞り環を回すときに微妙にピントがずれてしまう。しかし描写は素晴らしくベローズレンズの本領発揮である(F8)。

普通撮影にもトライ…もちろん無限遠にもピントは合う。レンズの像面平坦性が完璧に近いので隅々まで絞り開放から同じ調子で写る。昔のレンズなのでコントラストはやや低い(薄日)。絞ってもピントが深くなるだけであまり変化はない(F8)=手前の木は外れているが出窓から無限遠までピントが来ている。難点はマクロレンズの特質としてボケ味に期待はできないことと、どうしても平板な写りになることだろう。

f:id:xnagy:20200808183312j:plain