OLYMPUS E-PM1

   OLYMPUS PEN mini E-PM1

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44mm判を使い始めて、改めて小型フォーマットのカメラにも興味が湧いてきた。ミラーレスを使うようになって最初はm4/3になった(OLYMPUS E-P1)。その後APS、35mm判、44mm判となっていったが大きくなるごとに精密な絵となり、結果には大きく満足をしてきた。しかし気がつくと嵩が高く重くなっていることにも気がついた(体力は落ちる方向)。そこで長く使っていないm4/3のうち、持っている中で最も小型のボディに最も小型のズームレンズを付けて撮影してみた。電子ファインダーを取れば更にコンパクトになる。2011年発売で、ちょっと弱めだがセンサーシフト式の手振れ補正機構まで備えている。

Panasonic LUMIX G VARIO 12-32mm

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絞り開放F3.5から使える画質で、開放で周辺が少し甘いのも1段絞れば解消する。あとはF8までそれほど変わらないが、F11になると回折の影響が出てピントのエッヂが丸くなる。小さなイメージサークルによりレンズ設計も楽になり、それと比例して価格も安くなり、レンズも小型となる。先日牛窓へ行ってたまたまSONY RX100-3を主に使ってみて思い立ったのである(新しく買うのは気が引ける=買ってほとんど使っていないカメラも多い)。

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望遠端32mm(64mm画角)無限遠、絞り開放F5.6、なんらの問題もない。

無限遠部の切り抜き。ワイド側も良いが、望遠側は更に良くて「使える」画質である。

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32mm絞り開放F5.6で中距離撮影。ここでも良さは際だっている。m4/3マウントは公開されているので、OLYMPUSPanasonicだけではなく、レンズメーカーからも優秀レンズが数多く出されている。最近は大口径の高額レンズもあるが、大型になるので古くからのレンズが良さそうに思われる。

上の中央部切り出し…35mm判では実現できない絞り開放での安定感である。ピントが深いのも画質の安定に貢献しているだろう。

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近くのお寺で逆光テスト…フレアはさすがに出てくる(フード無し)が、これは極端な例で普通の撮影では問題なさそうだ。ゴーストはどの場合も少ないし、色も薄い。今日は出さないが、この時村中を撮った写真も出してみよう。

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と云うわけで、メインは35mm判・44mm判になるとしても、サブにラージコンパクトやm4/3を持つことにも大きな意味があると思った。