新殿神社

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柘榴-乾谷-山田と旧街道を歩いてきた突き当たりに(ここで街道はまた鍵状に折れ曲がる)新殿神社がある。このあたりの尾根は低いものの何本も木津川の氾濫原に向かって落ち込んでいて、その先端部には必ず神社が祀られている。ここの鳥居上には京奈和自動車道が走っている=当然鎮守の森の一部も高速道路用地となっている。今はすっかり寂れてしまったが、広い境内を持つ格式のある神社である。街道は車のあたりを左に折れて、更に100mほどでまた左に曲がって先へ伸びていく。

境内は鬱蒼とした照葉樹林で、薄曇りの昼間でもなお暗い。α100の内蔵ストロボを焚いて撮影した。このカメラではゲインはISO400どまりなのである。神殿へはかなり登らないと到達しない長い参道だ。

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