乾谷へ

f:id:xnagy:20210624190630j:plain

乾谷の旧街道に戻る…街道の追分けにポストと電話ボックス・そして時計まで設置している。上の歩道橋を歩く人が多かった頃の景色を残している。日に一度の集荷のポストだが、以前は自宅から一番近いポストなのでよく利用した(今は近所に郵便局ができたのでご無沙汰)。

f:id:xnagy:20210624190655j:plain

街道の突き当たりは川が流れていて、北方向は集落の中心へ向かい、そのまま行くと東畑地区へつながる古道である。今は途中で新しい道路になってニュータウンを抜けている。

f:id:xnagy:20210624190714j:plain

南側へ折れると(こちらが街道)すぐに163号線に入る。ここからしばらく(数百メートル)旧街道を拡幅して国道は先へ行く。村外れの田畑なので建設省も買収が簡単だったのだろう。 堤防を見ると画面が傾いているように見えるが、現実に左側の堤防が低いのである。右は本村、左は枝村や出屋敷と田畑で、出水の時は左へ水が溢れる構造になっている。現在はこのような差別はないようだが、比較的最近まで堤防の切れる側、助かる側の区別があったということである。