LUMIX S1で歩く

今日はLUMIX S1の実地テストを兼ねて近在の農村を歩いた。設定はデフォルトである。描写はスタンダードデフォルトだとややコントラストが低い(さっそく0.5上げた)。AWBの色味は夕刻の黄色味を残さないタイプで私には好ましい。AFもこのレンズを使う限り速くて正確だ。問題は電気の大食いである...フル充電で200カット=大きなバッテリーだが少なすぎる。もちろん他のカメラと同様エコモードを切っているので今日のように2時間半使いっぱなしなのも関係あるが、それにしても食い過ぎだ。フィールドに持ち出すには予備を3個は持たないといけない(さっそくサード品を発注)。あとはボディだけで1kgを超す重さだろうがこれは織り込み済みなので不満はない→LUMIX S5より使いにくい面もあるが「プロ用」と云うだけあって使い勝手は一段上だろう。

夕刻の弱い光だが奇麗に写っている...少しパンチに欠けるのでコントラストを上げた。色再現は地味目である(これは好み)。

村はずれを出ると畑がまだまだ残っている。人が多いためイノシシの食害も少ないようで電気柵もない。

そして今日の発見は溜池(多く見られる)で簡単な漁をしているのが分かった...もちろん溜池なので鯉か鮒を放って、自然に大きくなったものを漁獲する程度のものだろうが、それでも私にとっては大きな発見である。人は居なかったので話は聞けていない。

さらに外れて府道近くの新しい開発地...地元の人の話によると、最終的には300戸の家ができて1000人の人口増となるようだ。

早咲きの菜の花が咲いていて春を感じさせる。昨日は浄瑠璃寺に行って蝋梅や梅、馬酔木の開花を見て花の香りを感じた...もう春だ。近接撮影でも実力を発揮し悪くない性能だ。

30分ばかり畑の横で話を聞いた農家のおじさん...75歳だと言うことだ。定年後、熱心に農業をしているとのこと。71歳の私はなんとなく同世代、長話となった。  今日のLUMIX S1の評価は意外に高く、問題は大きなバッテリーを複数個持たねばならないということである。それとずっと電気を入れっぱなしだとボディがやや熱を持つということも付け加えておこう(夏の使用や動画)。