TTartisan 32mmF2.8Z

以前に紹介したTTartisan 32mmF2.8Zを再度テスト(1本目はCPU不良で交換された個体)してみる。

絞り開放F2.8...充分使える画質だろう。周辺は甘さや光量落ちがあるがF4で解消する。F8ぐらいで最高画質になるが、F4-5.6ぐらいで撮るのが良さそうだと思う(F11まで行くと、やはり露出がややオーバーになる=未完だ)。絵が地味なのはボディ設定で、スタンダードにすれば問題はない。

上の切り出し…こんなもので上等である。

 

F5.6/1mの写真…少しトロンとしているが、ピントはちゃんと合っている。NIKKOR 35mmF2.8Dと比べるとコントラストはやや低い。

 

F8での逆光撮影…上はフレアが盛大に出ているが、ほんの少し角度を変えてやるとフレアが引っ込んだ。変わった性質だがミラーレスなのでEVFで見ていると確実にかわせそうだ。 総評としては使えるが個性はないレンズとしておこう(癖があった方が良いぐらい...)。しかしZ用の単焦点35mmを持っていないため使えるレンズとなる。今のところFF35mm判ミラーレスはCanonをメインで行くため(サブはα7系)、今以上のレンズ追加はしないつもりである。