さっそくのテスト…RFマウントに合わせたのだろうが随分太さがある。レンズ自体の口径は43mmなので、いくらモーターが入っているとは言え、もう少し太さを細くした方が写しやすい。オールプラスチック製で非常に軽く持ち歩きには良さそうだ。
対称性の高い伝統的なダブルガウス型、F1.8ならこれで充分なのだろう。
絞り開放F1.8...ごく周辺を除いて、その他の全面にピントが来ている。α7-IVのダイナミックレンジの広さも良いが、Canonのやや尖った硬い描写が好みである。
中央を切り出した…開放でこれだから絞っても大きくは変わらない。
更に深度から外れた手前の木のボケ…前ボケは綺麗ではない。
無限遠/絞り開放F1.8...周辺光量が落ちているが、これはF4でほぼ解消される。
これも中央部の切り出し…開放・無限遠としては文句の付けようがない。
近接1m、今回はボケ味を確かめるためF1.8、やはり後ボケもボケ味はキレイではない。F1.8ともなれば、ズームとは違ったボケ方が味わえる。筆者はボケ味を利用した写真は撮らないため新鮮な気分である。