今日は珍しいカメラのテストを紹介しよう…短い4/3の時代の更に短い生産のE-500(コダック800万画素CCDセンサー搭載)と、当時のキットズーム(後のキットズームより造りが良い)だ。告白すれば筆者は4/3カメラ&レンズのコレクターでもある。たった7年の期間に15台のボディを生産(うち3台は輸出専用)したものをすべて持っているし、レンズも超望遠や魚眼以外は持っている。これは最初に買ったデジタル一眼レフカメラがE-300だったこともあるし、そのコンセプトにも賛同できたからでもある。すでに修理もできなくなった今、それらのうちで特に気に入ったボディ・レンズのスペアまで購入している(とにかく安い!)。キットズームは4本も持っている…写真のレンズは3500円程度だが純正フードが無い…そこで在庫しているフードの中から合うモノを探したら、Canonのスクリューマウントレンズ時代のカブセ式を見つけた。テストするとケラれもなく造り込みも良いためこれを使うことにした。
話が長くなったが実写である。F5.6/14mm/AEB/あとはデフォルト...案外普通に写っている。空の青だけは独特だ。ダイナミックレンジも何とか合格としよう。
中央部を切り出し…一部ぼやけているのはピントではなく、風が強くて少しブレているのだ。止まっている部分を見るとやはり実用の範囲だし、4/3の特徴として全画面が同じように解像し、周辺か荒れることが少ない。
左上画面内に太陽を入れて撮影…対角の右下に大きなゴーストが出ており、太陽が中に寄るとゴーストも中に寄ってくる(小さくはなる)。しかし普通に考えると逆光性能は悪くないだろう。