沼島 5

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弁天神社の階段を下りて、浜から振り返るとこのような景観である。かつてはこの小山から下に浜が迫り、今立っている場所は海であった。港湾の埋立は広大である。

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住民も多く、そこここで「井戸端会議」が見られた…島に残った人達は皆親しいのである。ここで見えている家屋は宿・海の家で、浜沿いは開廃業を問わずこのような景色が続いている。

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商店も現役で続いている(島に何軒もある)…それほど繁盛している風もないが、なんとか暮らしは立っているのだろう。春先にしては暖かいので、ここでアイスを購入、隣の空き地(取り壊された家)の土台に座って食べた。

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しかし1本浜から入ると廃屋が多く見られる。座った前の家だ…こちらは更地とはならず、倒れそうに放置されている。隣の人は台風などが来ると気が気ではないだろう。島を出るということは綺麗事ではなく、このようなことなのである。