工事事務所を抜けて、現行の国道１６３号線を少し走って、隣の山田地区へ入る。ここでも廃屋はあり、そのなかに家を壊して更地にして、近隣の人達の簡単な駐車スペースになっている場所に車を停める。隣の敷地との境界のトタン塀の一部が外されて、通り道として使われている。塀には飲みかけのコーラ瓶が１年前から置いてあり、これもまじないの一種であろう（おそらく夜は閉める）。
そこを潜ると玉光神社（ナビにも載っている）の参道に出る。参道は表通りから伸びているのだが、停める場所が無く、またＵターンもできないため、上の空き地から路地を抜けてお詣りすることなるのである。元は知らないが今はすっかり寂れている。
鳥居横の家に国旗が出ていた…そう、この日は旗日だったのである。旧村の家でも旗を揚げている家は皆無だ。しかし郵便受けを見ると、廃屋の一軒（かなり不便な場所）を外国人が買うか借りるかしていて、その人が揚げているのであった。隣はお稲荷さん、裏は深い山、それは快適な面もあるだろう（私も住みたいぐらい）。
