NIKKOR DX 10-24mm/F3.5-4.5G

AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED

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またテストである。フィールドへはたくさん行っているのだが、まとまりが付いていないため延期に延期となっている。

今回は2009年発売のNIKKOR DX 10-24mm/F3.5-4.5Gで、当時としては最新のワイドズームで、市場価格も11万円台であった。そして12年後の昨年末にこれの店ざらしデッド品を買ったのだが、すでに価格は4万円を割っていた(フィルム時代と違って時代の流れが早い)。ボディはFuji finepix S5pro(2007年)…もっと新しいボディにと云われそうだが、筆者の持つDXボディの一番新しいのがこれなのである。年代的には合っているのでコレに取り付けていくつもりだ。Fuji finepix S3proやNikon D70Sと更に古いボディしかなく、それらは最適化できている標準ズームがくっついている。

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最新のレンズとは比べるべくもないが、絞り開放(10mm)で全体に平均してピントは来ているし、周辺光量落ちも見られない。拡大すると木の葉のような不定形のものは分離が良くないが、全体的に普通の見方では合格点だろう。最高点は高くないが画面平均すると良好というフィルム時代のレンズのような描写と言える。

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近接も絞り開放(12mm)で電話の子機の十字キーにピントを合わせたが、ピッタリ合っている。こんなこと簡単なことと思うだろうが僅かに外れるケースもあるのである。近接撮影では少しのピントずれも深度から外れて、前ピン・後ピンがわかりやすくなる。ボディのAWBも当時としては悪くないレベルである=当時のプロDX機の面目躍如だ。

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FinePix S5 Pro

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