NIKKOR 18-55mm/F3.5-5.6G-II VR

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新しい中古レンズの到来である。NIKKOR 18-55mm/F3.5-5.6G-II VRNIKKOR 18-55mm/F3.5-5.6G-VRのII型のような印象の名前だが、中身はまったく別物で沈胴のズームレンズである。ズームロックボタンが大袈裟だが、それなりの意味はある=伸ばしたときに横からの圧力が加わると偏芯する可能性があるため、普段は引っ込めていて撮影時だけ伸ばすという思想の現れだと思う。ボタンが大きいため操作性は良くなって苦にならない。最近のNikon Zレンズは沈胴が多いようだが、ロックが付いていない分、ズームリングを回すだけで簡単に解除できる。しかし私は操作性さえ良ければロックはあった方が上記の理由で良いと思っている。

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妙な色合いのフレアはCCDセンサー由来のもので、レンズの性能とは関係ない。ここで伝えたいのは、たったの600万画素CCDセンサーのボディであっても素晴らしい性能を出したことである。ワイドからテレ端まで絞り開放からシャープに描写する(FXのNIKKOR AF28-70mm/F3.5-4.5Dに続いて掘り出し物であった)。最新のボディなら、それがもっと実感できるだろう。

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