NIKKOR Z 28mmF2.8 SE テスト1

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予告どおり(延期はされたが)昨日やって来たNIKKOR Z 28mmF2.8 SEをテストした。ボディはNikon Z5である…Z6より少しだけ落ちる機能だが、操作は簡単になるので、このレンズに関してはZ5が主力となる。シャッターは動きモノ以外はすべて電子シャッターで撮影する(Z50の「またしても」のメカシャッターの不備を考慮して=Z5ではオイル飛びは確認されていないが…)。好みの問題とはいえオールドタイマーの筆者としてはAi風デザインが格好良く見えてしまう。MFは使わないので、立派なピントリングを絞り調整に割り当てられるようにファームアップを望みたい(^_^;)

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さていつもの中距離撮影だが、絞り開放F2.8から充分に使えるものだ。絞っていくと少しずつコントラストが上がってF8付近で最良になる。しかし描写の性質は軟らかい…意図的にそうしているような気がする。周辺光量落ちはF4で解消する。

中央部付近を切り出した(ピントは葉の落ちた木に合わせているので、少しズレている)。解像感は足りないようだが拡大するとちゃんと合っている=ここら辺が軟らかさを感じさせるのだろう。

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逆光においては、このように真正面から光を入れるとフレアが盛大ではあるが、少し画面の中央を外すとほとんど気にならない程度に落ち着く…とは言ってもNIKKOR Z 24-70mmF4に比べると薄いveiling glareには要注意である。

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次回は別のテスト結果を出そう…近接の撮影。